3ー顔見せ(台本及び道具探し)
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仕方なく俺は詩乃と共に詩乃のマンションに行く。母さんに「荷物はもう送ったから。ちゃんと整頓もしたから。詩乃ちゃんと一緒に帰りなさい♪」とか言われた。
…解せぬ。
電車などを乗り継ぎ、駅からの帰り道。もう道は薄暗くなっていた。沈黙が漂う中ふと詩乃に聞きたい事があった。
「お前…学校はどう?」
「…」
あ、どうやら言いたくないらしい。…またいじめられてるのか…
俺は記憶をなくしてたのと、ハチャメチャハイテンションで特に無かったのだが、少し内気な詩乃はやはりいじめれられてたらしい。
…大方銃関係のことでトラウマを呼び起こして、なんかやってるのが目に浮かぶが。
「今はいいよ。」
「え?」
「詩乃がどうしても相談したい。助けて欲しい時に言って?俺は…二度と忘れないから。」
「佳…」
「ははは!今まで詩乃のこと忘れてと奴が何言ってるんだと思うかもしれない。だけど、」
少し恥ずかしいけど俺は言葉を紡ぐ。だけど詩乃の顔を直視できすふないから俺の顔は明後日の方向を向きながら言った。
「俺は…詩乃の味方だから。」
「…??」
詩乃が驚いた顔をする。俺はいつも通りの笑顔で詩乃を見て
「あーもう??そういうことだから!…だけど忘れないで」
「うん…」
お互い真っ赤になって話しているといつの間にかにマンションにたどり着いた。
「んじゃ…またね。」
「うん…また」
俺はこの時詩乃の顔が少し軽くなっていたことに気づいた。
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部屋に入ると少し驚いた。
「本当に部屋しっかりしてる…」
これから住む部屋は少し狭いがバスルーム、キッチン、ベランダ、リビングと1人暮らしにはもったいないくらい広く、快適な空間があった。俺は家から持って来たナーブギアとALOのパッケージを見て
「とりあえずやってみるか…」
俺は早速ゲームの準備をする。
ナーブギアという鉄の冠を被りそして…
「リンク・スタート!」
仮想空間に飛び込んだ。
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OPが始まりアバター設定画面に入る。
名前はいつも通り”スノードロップ”
問題の種族だが…
「もちろん♪これ!」
俺は迷わず音楽妖精プーカを選択する。
では!
「よいしょっと。クールに決めようか、妖精世界に飛び込んで♪
…うわああああああああああああああああああああああああああああああああ
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