第二話 〜半人半霊の師匠〜
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
〜前回のあらすじ〜
師匠に刀の稽古をつけてもらいに行こうとしていたが、大便に襲われた。
ふぅ、大便もすんだことだし早く師匠の所に行かないと。
「姉さん、行ってくるね」と、小声で言って素早く下駄をはき、家を出ていった。
そして、俺は目的地の方向に向き飛んでいった。
どうやって飛んでるかは目的地に着く間に説明しよう。
まずは、この世界、幻想郷について説明しよう。
幻想郷には、人間、妖怪、妖精が住んでいる。
そして、幻想郷は博麗大結界に包まれている。
なぜ、こうなってるかは俺はよく知らない。
次に、程度能力について説明しよう。
程度能力とは、人間、妖怪、妖精が使う能力のことで、例を言うと今俺が使っている、「空を飛ぶ程度の能力」である。
俺には後もうひとつあって...って話してる間に目的地が見えてきたみたいだ。
今見えているあの和風の建物、白玉楼という馬鹿でかい屋敷に師匠が住んでいる。
俺は、桜並木の側にあるでかい門の所にゆっくり着地した。
「師匠、碧です。いますかー?」
しばらくしたら、「ちょっと待って〜」と、女の子の声が聞こえてきた。
白髪の女の子「おはよう、碧」
「おはようございます、師匠」
この方が、俺の師匠、魂魄妖夢師匠だ。師匠は幽霊でありながら、人間でもある、半人半霊である。
「師匠、早速ですが刀の稽古をつけて下さい」
妖「その前に、これ」
そう言うと、師匠は俺に刀を渡してきた。
この刀は俺が師匠からもらった愛刀、名刀「時雨」だ。
妖「刀は剣士の命です、毎回忘れてどうするんですか?」
師匠は、怒りを通り越して呆れながら俺に言ってきた。
「すみません...」と、俺は言うと「次は、忘れないで下さいね」と言い、屋敷の奥に歩いていった。
正直この忘れ癖は直したいと思っているが、なかなか直らないので自分でも困っている。
?「ハハハ、また怒られてや〜んの」
この声は...やっぱりあいつだ。
「うるせーな、黙れよ葉花」
魂魄葉花、師匠の弟である。
葉花は、人間でありながら神でもある、半人半神である
俺と葉花は、好敵手である。
葉「姉さん、稽古の前に碧と弾幕ごっこやっていい?」
「待て、今日は葉花とやる時間が無いんだ」
「ふ〜ん、そう言って逃げるんだ」
そう言いながらにやにやしている葉花は、分かりやすい挑発に乗るのを待ってるのだろう。
妖「葉花、いい加減にs...「いいぜ、やってやるよ」
このまま引き下がったら、男として、天狗の子としてのプライドが許せない。
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ