スキル?何それ?
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「・・・大尉!・・・ウ大尉!・・・シロウ大尉!!」
「・・・んだよ。うるせえなあ」
耳元で大声で名前を呼ばれた士郎は眠気を抑えて起き上がった。するとそこは医務室で体には点滴がつけられてたり、包帯が巻かれていたりと明らかに重傷者の扱いだった。
ちなみに先ほど名前を呼んでいたのはフラウである。医務室には彼女しかいなかったのだから。
「おはようフラウ。なんで俺こんなとこに・・・って痛ッ!!」
「シロウ大尉あんまり無理しないでください、傷が開きます」
怪我の痛みに悶える士郎をフラウが手を貸して横にする。すると士郎もだいぶ楽になったようで会話を続ける
「傷?そういや俺なんでこんなことに・・・ってあんなことしたら怪我もするか」
「全くですよ、あんまり無茶なさらないでくださいね?4日間も眠り続けるからみんな心配したんですよ?」
4日経ったが、ようやく士郎が起きたことに安心したのかフラウも饒舌になって士郎が寝ていた時の話をする
ホワイトベースは修理のために予定を少し送らせて出発したようで、これで日付が原作と同じになるのかと士郎は一人納得した。
また、士郎が寝てる間にマチルダ中尉率いる部隊からの補給もあったようで原作よりかは余裕がある状態だった
ある程度話をしたあと士郎はあの時の自分を振り返っていた
(あれは間違いなくサイコフィールドだった。けどあれはサイコミュとの共振によってできるものじゃないのか?)
などと悩んでいると医務室の扉が開いた。そこには誰もいなかったがよく見たら足元にハロがいた
「ハロハロ、シロウ、コレミル」
そう言って出してきたのは例のごとくタッチ操作のディスプレイだった。
フラウには退室してもらってからディスプレイに目をやる。するとそこには受信メールありと表示されていた
士郎は迷うことなくメールを開いた。なぜなら送り主はあの神だったからだ
『やあ士郎、元気にしてるかい?今日は君に報告があってメールをさせてもらったんだ。
本来なら僕は君との連絡もとってはいけないんだけれど、今回は最高神様が許可を出してくれたからこうしてメールが送れたわけだ。
早速本題に入るよ。まずは君が気になっているであろうサイコフィールドについてだ。
ニュータイプというものの存在がはっきりしていないから、こちらとしてもはっきりとした結論は出せないんだけれども
僕から言えることとしては、あれは僕たち神は全く干渉していないこと、つまりは君自身が起こしたものだということは確かだ。
おそらくだけど、あれはフィールドというような継続的なものじゃなく、一度限りのウェーブという感じのものだ。
その波の起点となった君に一瞬力が増幅してガウを押し返し、その意思を汲み取ったアムロ達がガウの両
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