憎悪との対峙
28 電脳の鮫
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e '*door*'
./root/security/door_Administration
root@LD-SS~# ./root/security/door_Administration
Welcome to Door Administration Console.
Status: Locked
Unlock(u), Lock(l), Setting(s)
Security:>> u
Please enter your password: ******************
Ok.
Door unlocked.
彩斗は管理者権限によりシステムのパスワードを逆引きし、電子ロックを管理する管理者コンソールを呼び出し、ドアのセキュリティを解除した。
「フゥ...」
ドアはまるでコンセントから引っこ抜いた扇風機のような音を立て、あっさりと開いてしまった。
「空いた...」
彩斗はPCをバッグに戻し、ラットとホッパーのPCに挿入されたUSBメモリを抜き、深呼吸をしてサーバールームに踏み込んだ。
そこには大量のラックにサーバーがあり、SF映画のような異空間が広がっていた。
「これは...」
床には収まらなかったLANケーブルやThunderboltケーブルなどデータ通信用のケーブルが走り、まるで1つのスーパーコンピューターを構成しているようにも見えた。
SF映画に登場するような聖域のようだった。
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