カトロスサイド
2305/12/11 「退屈」
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十時。
いつも通り適当にPCを見ながら朝を迎えていた。
ここ最近、CPUの処理能力が簡素なせいか、よくオートスリープが実行されてしまう。
すぐに椅子に座って、ボールマウスを片手に画面を見ていた。
「フルで犯罪自慢…ねぇ、またやらかしたのかフール」
掲示板のタイトルを見て判断したが、やはりやらかしていた。
あそこには馬鹿が集まりすぎている…と、達観してみた。
そういえばここ、ネット以外に何かできることは無いのだろうか。
この機械都市は全部で七つのフロアがある。
出入りフロア、居住フロア、工場フロア、廃棄フロア、原子炉フロア、制御フロア、研究フロア。
今俺が居るのは居住フロアのどっか、このフロアは結構広い。
後の工場とかは全部機械制御だし…無いな。
出入りフロアもヒボトスとかいうロボットが担当だし。
うーん、この。詰み状態という感じ。
することがないというのはやっぱり退屈である。
しかし自分が何か始めるにはなかなかいい発想は出てこなかった。
PCを操作し、いつも見に行く小説サイトを開いた。
「本陽」という作者の小説を見に行っているのだ。
更新はー…一頁、うん、多少はつぶせる。
俺はページを開いてネット小説を読み始めた。
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