超ダークホース 前編
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…まぁ元々一夏がその部屋に来て、一夏と誰かが会話する時にだけ使うのが前提なのだろうけどよ、こういう時は逆に誰か居ないと何も喋ってくれないんじゃ…
『それでね、おりむ〜ったら、またやっちゃてんだよ〜?』
『うわぁ、それはまた…』
---い き な り か !!
(なんだよ…誰か居るのかよ……)
お陰でペラペラ喋ってくれそうだが、お目当てのホラー検証ができないじゃないか。あわよくば、人外のセイスの全力疾走を上回った移動方法の手がかりを知りたかったが、誰かと一緒に居る時点でそれを確認できる可能性は極端に減るだろう…
「しょうがねぇ…今日はやめるか……」
---そう思った時点で盗聴器の電源をさっさと切らなかったことを、俺はこの後死ぬほど後悔することになるとは露ほども思ってなかった…
『ところで明日斗君、そろそろ『あすち〜』って呼んで良い〜?』
『えぇ〜、どうしようかな?』
---のほほんさんが、織斑一夏以外の男子は存在しない筈のこのIS学園で、男の名前を呼んだ…
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