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しろ
しもべとご主人様
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た網をぶら下げている。

「え、え〜〜と…あなたお店の人?」
「ええ。すみません。メニューの材料がなくなったもので」

にこやかに言うと、男は足元のクーラーボックスの中に網の中身を流し込んだ。

「はぁ…し、新鮮でいいっスね」
「あはは。すぐお作りできますよ。ご注文は?」
「ええっと…」

壁に貼られたメニューを見る。イカ焼き、たこ焼き、刺身…なるほど海鮮しかないな。

「じゃあイカ焼き2本で…」

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