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エピソード5 〜とある日常の一幕 リズベット編2〜
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フルチャージ!さぁ、私の最大の一撃を喰らえ〜!」

「《煉獄烈覇斬》!!!」

煉獄の鎌を翼竜めがけて振り下ろし、その体躯はポリゴン片へと化し、散らされる。

戦闘開始五分で終了し、リズは空いた口が塞がらず、リョウトはつまらなそうにしていた。翼竜をほぼ一人で屠ったユウカは手に入れたアイテムを見て上機嫌でいた。

「なぁ、ユウカ、あの龍からは何が出たんだ。多分『緋緋色金』だと思うが。」

「おぉ、正解!」
そう言って、黄金色のインゴットをオブジェクト化する。一目見てもそのインゴットのレアリティの高さがわかる。

「やっぱり、あの龍たちは落とすアイテムと名前が関連してんのな。」

「え?達って、どゆこと?」

「始めてここに来た時は『アダマント』が出てきたぞ。その時は一人で屠ったけど、案外弱かったな。」

「まぁ、思ったよりは強くなかったね。けどこんなところ一人で来るのなんかリョウぐらいしかいないでしょ。」
なんか、人外認定された気がする

「はぁ、あんた達二人ともおかしいでしょ。あれが弱かったとかふざけてんの?」

「「いや、全然。唯硬いだけじゃん。」」

「それがおかしいっての!」

「まぁ、リョウに何を言っても無駄だよ。強さがぶっ飛んでるからね〜。」

「あの竜をほとんど一人でやった奴のいうことかよ。」
正直、ユウカも相当ぶっ飛んでるぞ。

「はぁ〜〜、もう、帰ろ……あんた達を他のプレイヤーと比べることが間違っていたわ…」








秘洞から帰ってきて、早速ユウカの武器の強化合成にとりかかる。
「じゃあ、やるわよ。あと、ユウカが炎切ったりしたやつなんなのか、聞かせてもらうからね!」

「うん、武器の強化合成が終わったらね〜。」


ユウカから大鎌と金色のインゴットを受け取る。

初めての強化合成だけど、やってやる!!

覚悟を決め、熱せられたインゴットと鎌を重ねて規定された回数叩いていく。それだけだが、表情は真剣そのものだ。
そして、回数を叩き終えると眩い光が放たれる。そして、黒一色だった鎌に金の装飾が施され、刃の部分には、金字で文字が書かれている。
そして、リズが鎌を手に持って数回クリック

「えーと、名前は『精霊狩りの死鎌』ね。強化合成なわけだから、確実にワンオフ品ね。ちょっと試しみてよ。」

リズから鎌を受け取り、数回振ってみる

「すごい!自分の身体の一部みたいに馴染む!ありがと、リズ!」

「さて、約束も果たしたことですし…話してもらうわよ。」

「アレはね、あの鎌のエクストラスキル『属性付与』っていうの。効果はまぁ、ブレスとかの属性を持ってる攻撃を吸収して、武器の性能を強化。そんでもって、吸収した量によって上昇
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