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エピソード5 〜とある日常の一幕 リズベット編2〜
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リョウ曰く、あの転がってくる岩は『ゴロロン』とか言うらしく、丸い岩石の身体に短い手足が生えているらしい。とにかく、硬いらしいが同族どうしをぶつけてやると簡単に粉砕できるらしい。あと、色んなタイプの『ゴロロン』がいるらしい。まぁ、私は鎌だからなにもできないけどね〜。
しっかし、暇だな。モンスターはリョウとリズがやってくれるから私の出番ないじゃん………そうだ!実況をしよう!
『と言うわけで始まりました!《第一回メタリカ秘洞ベースボール大会》』
『わーわーパチパチ』なんか悲しい…
『では、選手の紹介です!一人目は《虚剣》の二つ名を持つリョウト。二人目は《ぼったくりスミス》ことリズベット!』
「なんか紹介、ひどくない!?」
なんか言ってるけど、キニシナイキニシナイ
『そんな二人に挑むのは《ゴロロンファミリー》の方々です!』
『さぁ、張り切っていきましょう!プレイボール!』
『おっと!先行はゴロロンのもよう。前1後ろ2のトライアングルフォーメーションですね〜。』
『バッターはリズ選手です!大きく振りかぶられたメイスはゴロロンの中心を捉え、大きく打ち上げました。それをキャッチしようとする二人のゴロロンですが、エラー。三人ともぶつかってあえなくポリゴン片となり、御臨終いたしました。』
「どんな野球解説だよ!?御臨終って…」
『続いて、マウンドに立つのは、赤いゴロロン。『レッドゴロロン』さんです。トレードマークはその赤い甲殻って、言ってる間にリョウの放った蹴りにてあえなく粉砕。なんか、ゴロロンたちが不憫に思えてきました。』
『え〜、ここまでの戦い、二人の圧倒的なパワーの前にゴロロンファミリー手も足も出ません!さぁ、この二人を打ち破る者はいるのでしょうか!』
あ!居たら、まずいか…
『おっと!ここで乱入してくるのは、ゴロロンファミリーの中のはぐれ者のゴールデンゴロロンです!さあ、彼はこの二人を打ち…破…って…はくれる前にリズ選手の怒涛の猛打の前に敗れました。』
なんか本当にゴロロン達が不憫だ…
リョウト達一行がずんずんと先へ進んで行くと、なんかボス出ますよと言わんばかりの大きく開けた場所に着く。まぁ、実際出るのだが…
「リズ、ユウカ。今から、ボス戦的なのになります。なので、頑張りましょう。(棒)」
「はぁ!?ボスなんか戦いたくないわよ!私は帰るわよ。」
と言って、元来た道を戻ろうとしたら、大きな岩石が降ってきて、道を塞ぐ。
「うげっ!?じゃ、じゃあ、転移結晶で。転移!『リンダース』……って、アレぇ?」
「残念。たった今、結晶無効化空間になりましたー。」
「はぁ!そ
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