破壊
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た戦いをする。それで向こうを倒す」
「それで本当に」
「殺れる、このメンバーがいれば99%倒せる」
「100%ではなく?」
「向こうはまがりなりにもゲームマスターだ、油断は出来ない。それで作戦内容だが・・・」
シオンは本当の作戦内容を伝える、するとその作戦内容に皆驚愕する。
「おいおい、本気かシオン?」
「これが俺の考える最高のプランだ」
「それにしてもまあ・・・」
「無茶苦茶だネ・・・」
「だが、ある意味利にかなっている」
「そうだけど・・・」
皆が苦笑する中、開始一分前のベルが鳴った。
「さて、んじゃ始めますか♪相手の出鼻、挫きにいくぞ」
シオンは遥か彼方を見据える。皆が配置につくと、シオンは言った。
「いいか皆、この戦いは俺たちの、明日を、未来を決める戦いだ!かといって気負う必要はない、いつも通り戦え!市民が王を下す景色を、見に行こうじゃねーか!!」
「「「「オオオオオオッ!!!!!!」」」」
「さあ・・・」
そして、開始の鐘が鳴る───。
「狂った神の首を獲りに行こーか!!」
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
〜中心から北東4.5km地点〜
鐘が鳴った直後、軍の半数がスタート地点から飛び立っていく中、オベイロンはスタート地点で只腰を据えていた。
「フフフ、さあ後悔するがいい白の剣士。この軍勢にどう足掻く?」
オベイロンは不敵な笑みを浮かべ飛び立つ軍勢を眺めていた。
先頭が飛び立ってから約数分、先頭集団はスタート地点から3kmの地点に来ていた。まもなく中心に近づこうとしていた。ここまで相手の軍勢を視界に捉えていない。
「こちら、先頭集団。敵の姿がありません」
『そのまま進行しろ、敵を根絶やしにするんだ』
「了解」
通信を切り、再び飛行する。そして、中心を過ぎてから少し経った時だった。
向こう側から接近するものがあった。
「敵発見!戦闘を開始す・・・」
敵アバターが発見した直後、それは一瞬にして消失へと変わった。
飛んできたのは、プレイヤーでも、モンスターですらなかった。
「さ、作戦参謀に告ぐ!接近してきたのはプレイヤーではありません!!せ、接近してきたのは・・・」
彼らに飛んできたもの、それは───。
「ビ、ビーム砲です!!」
『な、何!?』
オベイロンは思わず立ち上がる。その表情は信じられないものを見ているようだった。
そして、そのビーム砲を飛ばした張本人は中心から約3.5km地点にいた。
「ん〜、数
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