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ソードアート・オンライン 〜白の剣士〜
破壊
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人数を増やした。

「七千だ!」

「う〜ん、もう少しいたほうが張り合えるかな?」

「貴様、なめてくれる!!」

「別になめてないさ。只、そのくらい必要だと思っただけさ♪」

「・・・万だ」

「ん?」

「一万だ!!」

オベイロンの告げた数を聞いて、シオンは再び笑みを浮かべた。

「上等だ・・・!」

「お、おい!いいのかよ!?」

「構わんさ、どうせ俺たちが勝つんだからな♪」

「では、お前たちの数は?」

オベイロンはシオンたちに尋ねる。

「そうだな・・・。じゃあ、お前たちの1/10で♪」

「千人!?」

「ほう、正気か貴様?」

オベイロンは笑みを浮かべ言う。
しかし、シオンはそれでも表情を崩さない。

「ああ、正気だよ。ちなみにメンバーはここにいるのと、この人たちだ」

シオンは指をならすと、後ろに複数のプレイヤーが出現した。

「アレ!?キリトくん!?」

「リーファ!?何でここに!?」

「あたしはそこの人にサクヤたちを集めてほしいって言われて・・・って、まさか雪羅くん!?」

リーファはシオンを見て驚く。シオンはヒラヒラと手を振って答える。

「よっ、直葉ちゃん。おっと、こっちではリーファだったか?メンバーは揃ったか?」

「う、うん。この通り・・・」

リーファが後ろを見るとそこにはサクヤが率いるシルフ、アリシャのケットシー、ユージーンを初めとするサラマンダー、その他にもウンディーネ、ノーム、スプリガンといった全種族が集合していた。

「おーおー、まさかこの短期間で全種族を揃えてくるとは・・・苦労をかけましたねサクヤさん」

「気にするな、アリシャやユージーン将軍の力があってこそだ」

「二人にも迷惑をかけました、お疲れさまです」

シオンはユージーンとアリシャに頭を下げる、その態度にアリシャは。

「ノンノン♪謝る必要はないヨ♪」

「ああ。それで状況は?」

ユージーンはシオンに尋ねる。

「まあ、相手が一万。こっちが千といったとこかな」

「ほう、随分と大きく出たな」

「まぁ、それだけ追い込んだからね〜♪」

「で、作戦ハ?」

「それに関しては後程詳しく、さて・・・」

シオンはオベイロンに確認をするため近づいた。

「飛行はOKだから安心しな、そして王はこれを付けろ」

「これは何だ?」

「簡単に言えば王の存在を確認するものだ」

「これで討ち取られたかを判断するのか?」

「そういうこと♪」

「・・・いいだろう」

オベイロンは胸に先ほどのブローチを付けるするとブローチの宝石部分が点滅しだした。
シオンも付けるの同じようになった。
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