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魔法科高校の有能な劣等生
始まりが始まる。
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こんな時でも仕事を怠らない達也
ここでそこに痺れる憧れる!!
と言ってやりたかったが以前、それを言ってスルーされた思い出が有るので今回は言わない。
だが、俺は諦めない。
今度こそ、今度言う時は達也を笑わせてやる!!

「俺は、そうだなやる事もないしお前に付き合うよ。」

「いいのか、これは風紀委員の仕事でお前に関係ないぞ?」

「確かに関係ない風紀委員の仕事ならな。
だが、友達が動くなら俺も手伝う。暇だし予定もないしな、」

そこで意外そうな顔、余り達也からは想像出来ない顔
たまにそういう顔を見るとやっぱりコイツも人間なんだな、そんな実感が湧いてくる。

「で、具体的にどう見回りするんだ?」

この周りをぐるぐる回って異常が有ればそれを改善すればいいのか?
それとも九校戦予選で空になった学校の中を見回りするのか?

「まず学校の内部とそれから外、それから九校戦予選が行われる会場」

そう言って九校戦予選が行われる会場に指を指す。
今回、行われる九校戦予選は学校内で行われるのは当然だが、1つは体育館
ま、妥当な広さに強度、体育館なら多少のドンパチは問題ない。
がまたテロリストやらが襲撃して来て毒ガスやら爆弾を使われたらシャレにならんがな

2つ目は学校内で余り使われていない道場
ここはまほ高校が造られる以前から存在し決闘の場として使われていたらしい?
実際は只の道場って話も有るが詳細は不明

3つ目は俺も行った事の無いエリア
魔法科高校の地下だ。
最近、知ったが魔法科高校の地下には途轍もない広さのエリアが有るらしく一般生徒は立ち入る事を禁じられている。
ま、そんな所、俺みたいな平凡な生徒以下の劣等生が行ける訳ないか。


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