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転生とらぶる
コードギアスR2
0665話
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安心してちょうだい。……起爆範囲の調整に関しての連動は何度も試験済みよ」
「それは何より。……で、こっちは?」

 次の書類へと目を向けると、そこに書かれているのはエナジーウイングについて。書類の進捗状況を見ると、まだ全体の20%程度らしい。エナジーウイングその物は既に技術が確立されているのだが、それはサクラダイトを使ったエネルギー源としてであり、ニーズヘッグのようにブラックホールエンジン、時流エンジン、更にはトロニウム・エンジンを使ってのエナジーウイングの形成に手こずっているらしい。
 まぁ、消費するエネルギー量で考えれば、ニーズヘッグは桁違いだからな。上手く安定させられなくてもしょうがない。

「手こずっているのか」
「そうね。ギアス系世界の技術という事もあって、エナジーウイングについてはロイドとセシルをメインにして開発しているわ。私や他の技術班のメンバーはその手伝いをしながら技術を習得しているといった感じかしら」
「手こずっているのはやっぱりエナジーウイングに供給されるエネルギーが安定しない事か?」

 ふと気になり、そう尋ねる。
 まぁ、俺自身は技術的な話に詳しくはないが、それでもT-LINKフレームのようにアイディアを出す事は出来るからな。

「ええ。最初に作ったエナジーウイングを取りあえず引っ張り出してきたエルアインスに付けて起動してみたら、プラズマジェネレーターの出力に耐えられないで爆発したわ」
「……爆発か」

 さすがにエナジーウイングを使っている時に背後で爆発されるのは止めて欲しい。というか、ニーズヘッグの場合はバリオン創出ヘイロウとか装備しているんだから、そっちに被害が出ても困るしな。

「そ。プラズマジェネレーターの出力程度でも爆発するんだから、ニーズヘッグではまず無理だと言うのは理解出来るでしょ? 今はエネルギーをどうにかして調整する方法を探しているところよ。それにロイドやセシルもシャドウミラーの技術を急いで勉強しているしね」
「なるほど。まだ少し時間が掛かりそうだな」
「ええ。もっとも、魔法球があるから実際にはそれ程時間は掛からないと思うわ。ギアス世界は技術レベル的にはそれ程高くなかったけど、ロイドやセシルは急速にシャドウミラーの技術を身につけているもの。そう遠くない内に技術班のメンバーとして十分な実力を習得出来るでしょうね」
「……セシルもか?」
「ええ。ロイドもそうだけど、セシルも十分天才といってもいい技術者よ」

 まぁ、ランスロットを開発したのはロイドだが、俺が欲しいと思ったエナジーウイングを開発したのはセシルなんだから、その評価も正しいと言えば正しい……のか?
 そんな風に自画自賛しながらも、次の話題に移っていく。

「サクラダイトの方はどうなっている?」
「日本か
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