コードギアスR2
0665話
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とは言っても、シャドウミラーの戦力はシャドウとメギロートだけだが。
そしてギアス世界の覇者となった陽光は……
「では香凛、私がいない間の陽光の運営に関しては任せたぞ」
「はい。星刻様も治療の方を頑張って下さい」
「頑張るというか、治療している間は意識が無いからな。星刻としてはチャンバーに入って意識を失ったら次の瞬間にはもう治療が完了しているぞ」
俺の言葉に照れくさそうな表情を浮かべる香凛。
そんな香凛の横では麗華が心細そうな表情で星刻を見上げている。
「星刻、大丈夫だよね? すぐに戻って来るよね?」
「はい、天子様。実際に治療をするレモンの話によれば、10日程度で戻ってこられるそうですので、安心して待っていて下さい。幸い、シャドウミラーは私のような身体に病を持っている者をこれまで何度も治療してきているらしいので、心配は無用です。それよりも、天子様はオデュッセウス殿から勉強をしっかり受けていてくださいね」
「うん、分かった! だから星刻も頑張ってね!」
香凛と同じような事を言うが、さすがにここで突っ込む程に野暮ではない。……香凛からはジト目を向けられているが。
「さて、そろそろいいか? 心配しなくても治療中はホワイトスターに来ればいつでも星刻と会えるから心配はするな」
「え? じゃあ私もホワイトスターに行ってもいいの!?」
俺の一言に目を輝かせる麗華。ああ、そう言えば前々からホワイトスターや他の世界に行ってみたいって言ってたか。
「こっちは問題無い。後は陽光側の問題だな」
「……星刻」
チラリ、と星刻を見上げる麗華。上目遣いでその目に薄らと涙が溜まっているように見える辺り、泣き落としとしては上手いのだろう。
いや、だれがこんな事を教え込んだのかは分からないが。まさかレモンとかじゃないだろうな?
「その……香凛が許可をしたのなら問題はないかと」
「本当!?」
そのまま香凛へと視線を向ける麗華だが、香凛は星刻程には甘くは無かった。
「そうですね、やるべき事をきちんとやった後でなら問題はないでしょう」
「やるべき事?」
「ええ。具体的にはオデュッセウス殿から教えて貰っている勉強とかですね」
「うん、分かった!」
こうして両手の拳を握って力を込めている麗華を見ながら、俺と星刻はゲートでホワイトスターへと転移するのだった。
「さて、治療方法については以前説明した通りよ。そこにあるバルシェム生成チャンバーに入って貰えば後は問題無くこっちで終わらせるわ。治療期間は以前も言ったように多少余裕を持って10日程の予定ね」
星刻がレモンにそう言われ、渡された着替えを持って物陰へと移動する。
一応付き添いということで、シャドウミ
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