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ファンタシースターオンライン2 蒼穹の剣士
第十三話 +Sランク(ジルベール)vsEランク(ティアラ)
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シアとアーシアが何かゴソゴソと作業していたのをジルベールが見つけたのだ

二人が何かと弄っている物は一人の機能停止した女性キャストであった

基本的な装甲は軽装甲であり、機動性を重視している形である
腰にスカートのようなアーマーもあり、下半身は腿まで装甲があるという外見であった
顔立ちはジルベールの年代と変わらなく、クールな顔立ちであった
髪型は黒いポニーテールであった
ジルベール「どうしたんだ?そのキャストは?」

アーシア「これね、みちばたにすてられていたの」
ジルベール「捨てられていた?」
レイジ「ああ、俺とアルティナがジルの家に行く途中、リシアとアーシアが見つけてさ」
アルティナ「で、ここに持ってきたのよ」
リシア「動かないんだよね…大した傷は無いし…」
エルシア「古いんじゃないの?」

ジルベールはそっと頭部に触れてみた

が、次の瞬間



いきなりキャストの目が開いた


ジルベール「うおっ!動いた!」
リシア「え!ど、どうやったの?」
アーシア「にぃに、すごい!」

それからゆっくりとキャストは立ち上がり

「起動…起動…各部異常無し…」

と言っていたが

キャストはジルベールの顔をジーっと見て

「認識…………完了…………貴方の名前を聞かせてください…」

と言ってきた

ジルベール「あ、ああ…ジルベール・ナハトだ」

「認識………完了………これからよろしくお願いします、マスター」
といきなりジルベールをマスターと呼んだ

エルシア「え!?マスターってジル君の事?」
アルティナ「らしいわね…」
レイジ「けどよ…なんかキャストぽくないな」
ジルベール「ああ、どちらかと言うとヒューマンに近いキャストだな」

そう、彼女はキャストのような機械的な部分が少ないのである
普通のキャストは股関節、肩間接などの間接部分は機械的な構造をしているのだが、このキャストはそれが見当たらず、人間そのままの造りとなっている
唯一、頭部のヘットギアは機械的な構造である

ジルベール「えっと…君は…なんて呼んだらいいかな?」

「私の形式名はファントムQ型戦闘キャスト、『ケルベロス』です…」

と言ってきたが
リシア「うーんなんか可愛くないなあ…」
エルシア「そうねえ…なんかもうちょっと女の子っぽい名前がいいのに」
アルティナ「いや…このキャストがそう言っているのだから良いんじゃないの」

と会議をしている時、アーシアが
アーシア「ねえ、そんななまえでいいの?」
ケルベロス「はい、これが私に付けられた名前です」

アーシア「だめだよ!!」
ケルベロス「!?」

アーシアがいきなり怒鳴った

これにはジルベール達も驚いた

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