さよなら零
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俺と影は友達だった。
親友とも言えた時も合った。
だが、今は違う。お互いに拒絶し拒み合っている。
「お前は変わらないな、あった時から。」
「それは零もだろ。
と言いたい所だが、そうでもないようだ。」
「そうでもない?
俺は変わっていないと自分では思っているが?」
クスクスクスクスクスクス(笑)
影は笑う何時もと同じ笑い静かで人を嘲笑う笑い方
「零、君は変わったよ。
それは自身では気付きにくい変化なのかもしれないけど時期に解るよ。」
時期に解るよか、それは俺が実際は解っているが解っていない振りをしている様な言い方だった。
確かに昔と違うと言えば違うし違わないと言えば何も変わらない。
過去に縛られたあの時と同じ無月 零と、
「君は変化に戸惑いを感じていないのか?
その変化は君を本当に真実に近付かせているのか?
君はそちら側に居ていいのか?」
影から放たれた三つの言葉
それは俺の心を蝕む様な、だが、平常心を忘れてはこの状況を打開出来ない。
「戸惑いは合っても変化は無い。
真実は俺が自分で決める事。
俺が此処に居るかわ自分で決める。」
それが俺の答えだった。
なんだが恥ずかしい事を言ってる様な感じが言い切ったのならそれを気にしていても始まらない。
「やはり君は変わってしまったんだね零」
「変わって無い俺は俺だ。
今も昔もこれからも死んでも生まれ変わっても。」
俺は変わって無い。
あの時からずっと過去に縛られたあの時から何も
「ま、いいや。」
影は後ろを向き歩き出す。
そしてCADを取り出しサイオンの光を放つ。
「別に君を連れ戻す為に俺は来たんじゃなんいでね。
君と久しぶり話も出来たし今回は中々、有意義だったよ。」
サイオンの光は黒く変化し影を覆うそして世界で最も危険な魔法の1つシャドウダウトを発動させた。
「じゃあね零
今度は本家で会おうね!」
影は影となって消え静けさだけが残る。
「お前が無月家をまとめれば話は早いんだ。」
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