暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
2ー顔見せ(練習場所探し)
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暮らしは少し危ない。詩乃のお母さんも頼れないし…というか。

「そんなの詩乃が許すわけ…」
「別にいいわよ」
「いいのかよ??本人まさかの同意ですか??っておい…」

詩乃がいつも通りのすまし顔で言うが少し嬉しそうだ…ツッコミどころ満載で笑うしかない。というか急展開過ぎて笑ってしまう。そうすると父さんが

「まあ、半分冗談だ。」
「半分??じゃあ残りの半分は??」
「朝田さんの…まあ、マンションだが同じ部屋ではなくて隣の部屋に住んでもらう。」
「オレノイシハー」
「尊重しない。」

はあ、と俺は溜息を1つ着く。そうすると父さんは笑いながら

「まあ、人生経験だと思いたまえ!…僕の言うことは?」
「絶…言わせねえよ??」

というわけでお隣さんが幼馴染という1人暮らし。始めました。
冷やし中華は始めていません。

「まあ、いいか…。一人暮らしって奴。経験してみたかったし。ちょうどいいかも。」

実はこの選択は未来に大きく響く事を知るよしもなかった。



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