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東方変形葉
変化と不変の入り乱れ
東方変形葉20話「Let's go 月面旅行 ぱ〜と3」
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きた。
「もう、なんて恐ろしい能力なの・・・ふふふ、ますます興味が出てきたわ。今度は依姫と戦ってもらいましょう。でも今は出かけてるから、何か雑談でもしてましょう。」
わあっとうさみみ達が喜んだ。
「豊姫様!この人はおもしろい話をしてくれるんですよ!」
うさみみの一人が言った。
「あら、そうなの。じゃあしてもらいましょうか。ふふっ。」
あ、なんか悪い笑みをこぼしたぞ?満足するまで聴いてやるって顔だ。



「お姉様、ただいまもどりました・・・って何サボっているんですか!」
依姫が戻ってきた。
「これは休憩よ♪きゅーけい!」
豊姫がかわいらしく反論した。
「それよりも、あなたは裕海と戦ってもらうわよ。さあ、本気で戦いなさい。」
「はあ・・・わかりました。」
あれ?依姫が空気に流された。それとも豊姫に甘いか弱いのか。
「じゃあ来なさい!」
「ああ。」
“速度と停滞の変化”の結界でかなり早く動けるようにした。
「火雷神よ、汝の怒りを雷に変え、すばやく動き回る鼠に落とせ。」
急に空が暗くなり、雨が降り出した。びしょ濡れになるが、あまり気にしていたら隙ができる。ってあぶな!こわ!目の前に雷が落ちた!?急停止しなかったら喰らってた!次々と雷は落ちてくる。ならば、“流れの変化”の結界を張る。これで相手の方に流れていくようにした。
「っ!?」
避けられたか。相手が雷を撃てば撃つほど相手に返ってくる。さあ、どうする?
「加具土命よ、汝の父に斬られた恨みを鼠にたたきつけよ。」
なんと、ものすごい勢いで火が襲ってきた。なるほど、火は易々と流れていかない。“速度の変化”で素早くかわし、“天候の変化”で豪雨を降らす。
「・・・きりがないわね。なら・・・速須佐之男命よ、八岐大蛇を切り刻んだように、厄介な鼠をばらばらにしてしまえ。」
わあ、こわい。これはそろそろ本気を出していかないとやばいな。“重力の変化”の結界を依姫の周りに張り、スペカを唱える。ただの弾幕ならまだしも、光線だったら痛いらしいからな。

天変「局地的大彗星豪雨」

重力が重くてなかなか動けないはずだ。さっきからとんでもない勢いで剣らしきものが飛んでくるが、なんとかかわしている。
「っ!?う、動けない?体が重い・・・あっ!!」
依姫はまぶしい光に飲まれていった。



うさみみ達はかなりざわついていた。月のリーダーを2人も倒してしまったからだろう。
「ど、どうしよう。こんなことが街に知られてしまったら・・・」
さっき起き上がった依姫が深刻な顔でつぶやいた。
「まあ、すこしやりすぎたから、その辺は何とかするよ。」
実際、あそこまでやる必要なかったし。結構焦らされたからな。
「なんとかするってどうするの?」
豊姫が質問した。子供のようにびしっと
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