暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D 〜聖人少女と腐った蛇と一途な赤龍帝〜
第3章 さらば聖剣泥棒コカビエル
第58話 別れ、そして約束
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ナやゼノヴィア、それにレイナーレともこんなに仲良く出来たんじゃん! なら種族全体とだって!
そのために必要なのは強くなること。一気に昇格する機会なんて今どきレーティングゲームで優秀な成績を残すしか無いって部長も言ってたしな。だからまずは強くなる! 他の誰よりも、もちろん火織よりも! だから……
「イリナァッ! 絶対に負けないからなぁっ!!」
聞こえないだろうけど、それでも俺は届けと言わんばかりに声を張り上げた。
☆
「ちゃんと聞こえたよ、イッセーくん」
見ればゼノヴィアも嬉しそうに窓の外を見ているわ。魔力が苦手でろくに使えないって言ってたくせに、まさか声を届けるために使っちゃうなんて。イッセーくんらしいな。
「いい奴らだったな」
「当然でしょ? だって私の幼馴染だもん!」
それに、それだけじゃない。だってイッセーくんは……。
あの約束、イッセーくんはあの続きを忘れちゃってたけど、私はしっかり覚えてる。
『それでね! 先に強くなった方はもう一人を一生守っていくんだよ!』
……当時は恥ずかしくってそんなひねくれた言い方しか出来なかったけど、それは私の嘘偽りない本当の気持ち。これならどっちが勝ってもずっと一緒にいられると思ったから。だって……だってイッセーくんは私の初恋の人なんだもん!
「また、必ず来ような、イリナ」
「うん、一緒に来ようね」
私はいつか絶対またこの街に帰ってくる。だから……必ずまた会おうね。イッセーくん、火織ちゃん……皆!!
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