第五話
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通の封印を奥義とする陰陽師だし」
その辺りは、鬼道の体質をごまかすためにでっち上げた。
いい感じに誰も知らないような封印を奥義とする滅びた一族があったので、そこの名前を借りているのだ。
「そうだけど、もしかしたらってあるじゃん?ライセンス見せてよ」
ライセンスには、席組みなら席順と登録コードが記されている。
他にも、ランク持ちならその順位が記されているし、なにか事情があって日常生活で陰陽術を使わないといけない人は、その旨が記載されていたりする。
「はぁ・・・まあいいけど。ほら」
そう言いながら、俺は財布から光也に渡された、偽物のライセンスを渡す。
「うむ・・・何もかかれてな・・・くない!?」
「え、うそ・・・15位って・・・」
この二人の声が大きいせいでクラスの全員がこっちを見ている。
くそ・・・これもこれで面倒だから、隠しておきたかったのに・・・
「あーそうだよ。これでも、卵でランク持ちなんだよ、俺は。第三席さんには及ばないけどな」
「マジか・・・」
「もういいだろ。ライセンス返せ」
俺はひったくるようにして取り返し、財布にしまう。
確かに、席組みとして与えられてる権限のうち一部はランク持ちにも与えられてるから、その辺りを誤魔化すのにはちょうどいいんだが・・・これはこれで目立つ。
まだ、前例があるだけましだけどな!
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「ほら、席付けー」
そんなこんなの弁当の時間も終わり、五時間目になって大竹先生が入ってきた。
五時間目はなんだったか・・・やけに大竹先生が緊張してるけど・・・
「えー。突然だが転校生を紹介する」
「・・・それって、普通朝のSTで紹介するものじゃないのか?」
「そうなんだが、彼女も忙しくてな。この時間になって、ようやく学校にこれたんだ」
「彼女ってことは、女子ですか!?」
「そうなんだが・・・頼むから、これ以上聞かないでくれ・・・先生も混乱してるし、緊張してるんだよ・・・入ってください」
「はーい!」
教師が生徒相手に敬語使ってるよ・・・ってか、今の声、どっかで聞いた気が・・・
「えー皆さん始めまして!知っている人が多いとは思いますが、私は土御門殺女です!今日から同じクラスで過ごすことになりました。二学期、三学期の間よろしくお願いします!」
その瞬間、クラスから音が消え、俺は机に突っ伏していた。
確かに、午前中は忙しかっただろうな・・・!
「えー、土御門さんはご自身のお仕事の都合で転校してきました。皆さん、仲良くして差し上げてください」
大竹先生は緊張して話し方がおかしくなってるし・・・緊張で震えてるし・・・
「あの、先生・
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