第二話
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ばいいだろうに。
ちなみに、ランク持ちというのは日本国内での五十位から十一位までを指し、前に述べた同じような特権が与えられる立場、のことだ。
「あ、コウコウ!それ私が行ってもいいかな?」
「土御門さん、ですか。行っていただけるのなら大歓迎ですけど、どうして今日に限ってそんなにやる気なんです?」
「ふんふ〜。もちろん、条件はあるよ〜」
「なんでしょう?」
そうたずねられて、こちらに何かたくらんでいる笑みを向けると、
「そこの新入り君をペアに連れて行きたい!親睦を深めるためにも!」
「そうですか・・・では、よろしいですか、寺西さん?」
絶対何かたくらんでるんだけど・・・どうせ、拒否しても後が面倒なだけだよな。
だったら、面倒ごとはさっさと片付けておいた方がいいだろうし・・・
「分かりましたよ。鬼退治に行ってきます」
「そうですか、ありがとうございます。では、この件については寺西さんと土御門さんにお任せします。次の案件ですが・・・」
ここからは取材などの話が続き、俺には一切関係ないので正直言ってつまらない以上につまらなかった。
普段電話やメール、チャットで済ませていることをせっかく集まったからとやっているだけなので、これから先はこんなことはないだろうけど・・・ずっとこれなら、席組みやめようかな・・・
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ