第5章 契約
第92話 血の盟約
[後書き]
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この『蒼き夢の果て』内のタバサが笑顔を主人公に見せないのは、今回書いた内容通り、一種の願掛けです。
それと、もうひとつ。大きな理由が有りますが……。
まぁ、兵は詭道。切り札は最後まで取って置く、……と言うタイプの策士だったと言う事ですよ、この物語内のタバサさんは。
ちなみに同じタイプのキャラの湖の乙女は、まったく違う理由です。
……この後書き、とんでもないレベルのネタバレを含んでいるような気もしますが。
更に、この辺りが、タバサの心理描写を入れられない理由だったりしますが……。
尚、タバサが綾波系無機質不思議ちゃんのフリをしている理由は、飽くまでもこの『蒼き夢の果てに』内の事であり、原作のタバサとの関連性はゼロです。
それでは次回タイトルは、『高貴なる魔術師』です。
追記。……と言うかネタバレ。
物語内の七月に主人公が、キュルケが着替える際にタバサの部屋から追い出された時に、他の女生徒たちが彼の前にあられもない姿で現われた、と言う記述を行って、自分は人間ではなくタバサの使い魔扱いだと思われているからだろう、と言う推測を述べていますが。
あれは間違いです。
地球の歴史を知って居る主人公は、西洋人が東洋人の使用人を人間扱いせずに、裸を見られたとしても平気だった、と言う歴史を知って居るのでそう言う推測が出て来たのですが、実際は……。
この作品の主人公は龍と人間のハイブリッド。むしろ龍寄り。血に関しても超レア物。
そして、この偽ハルケギニア世界の貴族と言うのは、多かれ少なかれ吸血鬼の血を引いて居ます。
タバサも言って居るように、彼が傍に居るだけで非常に良い匂いがしているんです。
貴族に取ってはね。
体臭が殆んど存在しない東洋人。更に、毎日風呂に入って居る主人公でも季節は夏。普段よりも強い匂いを発して居たんですよ。
餓えた狼の群れの真ん中に子羊を放り込んだ様な状態だったと言う事です。
その匂いに誘われて近寄って来ようとした何人かの女生徒。しかし、簡単には近付けなかった。
貴族で有ると同時に、魔法使いでも有りますからね。この世界の貴族は。
確かに表面上は危険を感じなくても、心の奥では感じて居るはずですから。
彼に近寄って来ようとした女生徒たちは、すべて優秀な魔法使いだった設定です。
尚、この後書きを読んで、
「あれれ、おかしいぞ」……と思った貴方。そんな貴方は頭が良い。
八月の時には、主人公は自分の発して居る匂いについて知らなかった。
しかし、今回は知って居た。御都合主義の極みじゃないか。金返せ、へぼ作者。
そう考える事でしょう。
あの時にはそんな事は思い出して居なかった。しかし、今回は思い出した。
思い出すキーとなるイ
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