第八話 Prototype Weapons Plant
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いよ。エックス、バスターのチャージをしておいて…」
エックス「分かった…」
ルインの言葉を信じてバスターのチャージを始めるエックス。
ナウマンダー「どうした?もう終わりか?ならとっとと終わらせてやる。その綺麗な顔がぐしゃぐしゃになるのが楽しみだぜ」
ルイン「そう?勝手に盛り上がるのはいいけど、こっちは期待ハズレだよ」
ナウマンダー「何だと?」
ルイン「動きは鈍いし、ご自慢の火炎もその程度、よく特A級になれたよねえ?もしかして試験の時、運が良かっただけじゃないの、豚もどき君?」
ナウマンダー「てめえ…!!」
馬鹿にされ、身体を大きく震わせるナウマンダーにルインは後一押しだと確信した。
ルイン「君よりペンギン君…ペンギーゴの方が遥かに強いよ…」
ルインはセイバーのチャージをしながらタイミングを伺う。
ナウマンダー「そうか…じゃあ、教えてやるよ。俺とペンギーゴのどちらが強いのかを!!」
ペンギーゴと比べられ、頭に血が上り、冷静な判断が出来なくなったナウマンダーは大きく跳躍すると、ルインに襲い掛かる。
ナウマンダーがルインに落下する直前に。
勢いよくセイバーを振るう。
ルイン「プラズマビット!!」
追尾性能を持つ、電撃弾を放つ。
不意を突かれたナウマンダーは直撃を受け、感電し動きが硬直する。
その隙を突いて、セイバーの衝撃波を繰り出し、ナウマンダーの鼻を切り裂いた。
ルイン「エックス!!」
エックス「これで終わりだ!!」
エックスのバスターから放たれたフルチャージショットが、ナウマンダーの頭部に炸裂し、ナウマンダーの頭部を粉砕した。
頭部を失ったナウマンダーはヨロヨロと後退すると仰向けに倒れて機能停止した。
ルイン「勝った…」
エックス「ルイン、大丈夫か…?」
ルイン「うん…単細胞で助かったよ。」
ルインはセイバーを握り締め、セイバーで機能停止したナウマンダーの腹部を切り裂いた。
こういうのには抵抗を感じるが現在は非常事態のために仕方ないだろう。
エックス「ルイン…何を…?」
既に動かぬナウマンダーの腹部を切り裂いたルインにエックスは複雑そうな表情で尋ねる。
ルインはナウマンダーの無駄に膨らんだ腹部からDNAデータを採取する。
ケインの元にいたルインはエックスの能力を知っている。
そのための行動だ。
ウェポンチェンジシステム。
エックスにはバスター内の端子にDNAデータを組み込むことで特殊攻撃を会得することが出来るのだ。
ルイン「エックス、バスターを見せて、ナウマンダーのDNAデータを組み込むから」
エックス「な、何をする気なんだ?」
ルイン「エックスのバスターの端子にナウマンダーの
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