コードギアスR2
0663話
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よ」
「……だろうな」
ランスロット・アルビオンの運動性を考えれば、確かに小回りに関してはエナジーウイングの効果は大きいだろう。それに、刃状のエネルギーを放つ広範囲攻撃という手段や、ブレイズ・ルミナスのバリアもある。
問題としては、ヒュドラの可動域とエナジーウイングが被らない事だが……まぁ、エナジーウイングはヒュドラのように自由に動く訳じゃないからその心配はいらないだろう。ただ、ヒュドラがある以上はランスロットのようにエナジーウイングで身体全体を覆うというような真似は出来ない。そうなると、バリアとしての効果も望めない、か?
その辺は技術班に期待をするとしよう。こいつらなら何とでもしそうだし。
「話を戻すけど、とにかくフレイヤの搭載に伴うランツェ・カノーネの改造、それとエナジーウイングの搭載による機体の調整でオーバーホールも含めてこっちの世界で数日……あるいは1週間程度は使えないと思ってちょうだい」
「随分と時間が掛かりすぎじゃないか? 魔法球の中で改修するんだろ?」
「フレイヤ弾頭の方はともかく、エナジーウイングはそのままってのも芸が無いでしょ? だからある程度の改修はしたいのよ」
レモンの言葉にマリューの方を見ると、同様に頷く。
どうやら既に2人の間で話はついているらしい。ならこれ以上俺が口出しする必要も無いか。
「なら、俺はどんな機体に仕上がるか楽しみに待っているとしよう」
こうして、暫くの間はニーズヘッグ無しで過ごすことになるのだった。
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