暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜転生してうちは一族になりました〜
第五話「救出劇」
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……!」

真偽はわからないがすずかは正体をばらされ泣きながら悲鳴を上げている。
内心俺も驚いているが、それでもやることはかわらない。

「ヒャッハ!類は友を呼ぶってか!?化け物どうし仲良く仲良くしましょうってね!!アヒャハハハハぐぼおっ!?」
「辞世の句は呼んだか?」

グシャ

銃身を握り潰しつつ耳障りな声で笑う男の口に右手をねじ込む。
そして容赦なくそのよくまわる舌を引き抜いた。

「□■■■■■」
「おしゃぶりが上手そうな面になったな」

舌を抜かれ話せなくなった男はのた打ちまわる。何を言っているかはわからないが、激痛で叫んでいるのだろう。そして男は痛みでついに気絶してしまい、ピクリとも動かなくなった。

「!警察か」

複数の警察車両のサイレンがこちらに向かってくる。その中には救急車のものもある。
あれだけ派手にドンパチしたんだ。一般市民が銃声に気づいて通報したのだろう。

「おい、とりあえずここから離れ---」
「く、来るんじゃないわよ!」

アリサと放心状態のすずかを連れ神威で退却しようとしたが、アリサは敵意むき出しで俺を睨む。
俺の誘拐犯共にしたことに対して恐怖を抱くことはまずない。
絶対にあり得ないのだ。

「今度はアンタが私達を攫う気ね!?」

やはり俺のこの格好を警戒してのことだった。
絶対に誘拐犯共のことで恐怖を抱くことがあり得ないというのは、簡単に言えば二人が俺の幻術にかかっているからだ。
あのクナイを上に投げて飛雷神を使った時、瞬時にクナイを目で追った誘拐犯と同じようにクナイを追った2人を利用し、俺の写輪眼を直視させある幻術をかけた。俺が誘拐犯を半殺しにする姿ではなく、殴って気絶させているように見えるように。
今後彼女達が俺のやったことでトラウマに残らないようにするための最低限の配慮だった。

「落ち着け。俺だアリサ」

アリサの警戒心を無くすため面を取り、変化を解き、彼女のよく知る内羽アオグの姿をさらす。

「「アオグ(君)!?」」

面の男がよく知る知人に変わり驚きを隠せないアリサとすずか。

「話は後だ。とにかくここから離れるぞ」

左目の神威で2人を時空間に飛ばし俺自信も右目の神威で時空間へ移動。
ほどなくして警察が倉庫に到着し、体の一部を失った人間達で溢れた異様な光景に驚きを隠せずにいた。
これは別の話しだが、この事は翌日新聞になり「倉庫で銃撃戦。犯人全員意識喪失な上、重傷」
という記事が一面に乗り世間を騒がせた。


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