暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜転生してうちは一族になりました〜
第五話「救出劇」
[3/4]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
、飛雷神のクナイを敵の真上に投げ馬鹿共の注意をそらす。
ギン
「………」
飛雷神でクナイの一つに飛ぶと、RPG-7を持っていた男に幻術をかけ、前に着地して直ぐに右目の神威でRPG-7を吸い込んだ。
「こ、この化け物がァァァァ!」
神威の能力を見て完全に恐れを持った一人の男が刀で斬り掛かってくる。
振り降ろされる前にその絵を下から平手で弾き、刀は男の手からすっぽ抜ける。
宙に舞うそれを握ると、容赦なく相手の左肩ごと斬り落とす。
「ぎゃあアアアアアアア!!」
泣き叫ぶ男を蹴り飛ばし黙らせ、地面にある男の一部だったモノを踏みつけ、粉々に粉砕し、血混じりに骨の破片が弾け飛ぶ。その残虐の仕打ちは誘拐犯共に恐怖を植え付けるには十分だった。
「さて……見せしめはこんなところか。安心しろ、あれでも生きてはいる……五体満足ではないがな」
「ひぃ!?」
そこからは一方的な虐殺だった。
武器は何一つ使わなかったが、もはや凶器とも言える体術で男共を無力化していく。
一人は両手をへし折られ、また一人は腰の骨を粉砕され、誰しも必ず重症を追っていく。
「な、なんなんだよお前!?俺達が何したっていうんだよ!!」
最後に残ったリーダー格の男は、一人残された恐怖に支配され、構えている銃がガタガタと大きく震えている。アレでは狙いを定めて撃つことなんて出来ないだろう。
「何をしたかだと?ついにまともな思考すらできなくなったようだな」
「うわあぁぁ!」
男は俺に背を向けるとすずかとアリサの下へ行くと、片腕で2人を動けないようにし引き寄せると、銃を突き付ける。人質を盾にすれば攻撃できないと思ったのだろう。
「……なんのマネだ」
自分でも分かる。無意識に両目を万華鏡写輪眼に切り替えてしまうほど、ここまで半殺しで留めていた努力を無にしてでもこの男を本気で殺してやろうと思った。
俺の怒りが沸点を越えたことも知らない男はべらべらと口を開き続ける。
「ヒ、ヒャッハ!なんでお前はこのガキ共を助けようとするんだよ!」
「特に意味はない。そうしようと思ったからそうしただけだ」
「馬鹿かお前は!この金髪のガキは救う価値があっても、月村のガキは助ける価値なんざゼロなのによ!」
「……なに?」
沸き上がる殺意を必死に自制し続けるが、いつまで持つか。
「こいつはお笑い草だ!ヒャッハ!知らねえなら教えてやるよ!そこのガキを含めた月村家はなぁ!」
「やめて!言わないで!」
男が言おうしている内容は余程聞かれたくないのか、激しく動揺するすずか。
「ソイツらはな、夜の一族と呼ばれる吸血鬼の血を受け継ぐ化け物なんだよ!」
「!」
「いや…いや…いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「すずか!?」
「
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ