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魔法少女リリカルなのは〜転生してうちは一族になりました〜
第五話「救出劇」
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する男の人を唖然として見ていた。

「大げさな奴だ。たかが腕一本もがれた程度でのた打ち回るな」

不快感を顕にした男の人の声が耳に入った。
声がした方を見ると倉庫の入口に赤い雲の絵が入った黒いマントのようなコート着て、更に顔に右目しか見えないようなオレンジ色のお面を着けた男の人が立っていた。



倉庫に入る前に、アリサの首を絞める男の腕を左目の神威で時空間へと引きちぎった。
左目の神威は視界に入った対象しか効果が効かないため、面を取らなければならなかったが別に顔を見られてもよかったため、普通に外した。
この前左目も神威に移植して正解だったな。

「な、なんだお前!?」
「見張りは何をしていた!?」

突然現れた俺に驚きながらも銃を突き付ける。ふむ……ざっと30人くらいか。

「フっ……丸腰の相手に一斉に銃を突き付ける、か……とんだ負け犬の巣窟にでも踏み込んだような気分だな」
「なにっ!?」
「付け加えるなら烏合の衆ってとこか。頭数を増やしたところで俺が腰を抜かせ、無様に逃げかえるとでも思ったか、木偶の坊が」
「こ、このお面野郎……ぶっつぶす!!ヒャッハ!!」

まるで某世紀末世界の悪党のようなセリフを話す誘拐犯の一人。

「……お前達では、無理だな」
「オラッ!」

背後から一人、俺を鉄パイプで殴りかかろとしたが、男の鉄パイプは俺の体をすり抜け、突っ込んできた男自身もすり抜けしまう。何が起こったのかわからない男は背中を向けたまま立っいる。
俺は両腕を男の首に絡ませ思いきっり右側へ力を加える。

ボキキ

首の骨から食欲を無くすような男が聞こえると、男を適当に放り捨てる。
殺してはいない。ただ少々首にショックを与えただけなので問題ない。

「最初で最後の警告だ。そのガキ2人を俺に引き渡せ。そうすれば命だけは取らずにおいてやる」
「こ、殺せっ!!」

どうやら警告は無駄に終わったようだ。奴ら遠慮なく銃をぶっぱなしてきやがる。てかよくこんだけ銃を日本で手に入れたな。中にはマシンガンまでな……日本の警察は本当に税金泥棒だな。

「あ、あたらねぇ!?」
「いや、鉛玉がすり抜けてるぞ!」

どれだけ銃を撃っても俺は傷ひとつ負うことはない。今俺の体はそこに有って無いようなものだからな。
俺は悠々と前を歩いていきながら、クナイを男達の急所を外して投げる。

「い、行け!ぶっ殺せ!!」

『うおおお!!』

相変わらず銃を乱射するしか脳のない奴らだ。
ん?アイツが担いでいるのは確か……RPG-7だったか?対戦車ミサイルなんてどういう状況想定して用意したんだよ。前世でヤ○ザが持っていたなんて聞いた覚えがあるがまずよく手に入ったよ。
流石にアレを撃たせるわけにもいかないため
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