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万華鏡
第七十七話 迫るバレンタインその十四
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クト第一でな」
「それでいくべきね」
「そう思うからだ、皆形とかは気合入れていこうな」
 美優は里香だけでなく他の三人にもこう言った。
「可愛くな、例えばだけれど」
「可愛く?」
「可愛くなの」
「ああ、女の子だしな」
 だからだと言うのだ、ここでは。
「そうしていこうか」
「そうね、女の子らしくよね」
 琴乃は美優のその言葉に意を決した顔で頷いて応えた。
「じゃあバレンタイン位はね」
「女の子らしくな」
「そうしていった方がいいわね」
 こう言ってだ、琴乃はバレンタインのチョコレートを作ることを決意した。これもまた青春の一幕であった。


第七十七話   完


                         2014・4・18
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