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改正版 後悔先に立たず、後に立つべし
24話
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しませんし、私自身が非道な行いをしている意識がありますが、後悔はしていません。貴方からの罵倒は受けましょう。ですが、これからも、周りの者の為にこのような行為をする事になっても躊躇わないでしょう。」
「しかし「うるさい、戒の事知りもしない癖に、こちらの状況もわからないのに、好き勝手言わないで!」彼女は誰なんですか。」

 フェリオが戸惑い気味に私に尋ねます。
 アーニャは涙を浮かべながらフェリオをにらんでいます。
 そのために、私はカザハラ所長と話します。

「彼女の名前は、アーニャ・アールストレイム。私が全てを奪ってしまった守らなければならない人の1人です。」
「そんなことない、私の所為があんな事を願わなかったら、戒がブリタニアと敵対する事なんてなかっし、死に掛ける事もなかった。全部、私の所為。そうしたら、もっとうまく立ち回れたはずだから。」

 そう言って、そう言って泣き崩れます。

「なんか、実年齢より幼く感じるな。」
「いつもはそうでもないですが、今日は私が責められているからでしょうね。でも、実際は見た目がおかしいんですよ。」
「どういう事だい。」
「彼女は実年齢は11歳ですよ。」
「はははは、女性に対して年齢の冗談は言ってはいけないよ。マナー違反だ。」
「冗談なら良かったんですけど。彼女は私の血液から作り出したナノマシンを自分で体の中に入れたんですよ。私に受け入れてもらう為に。その結果、急成長したのが今の彼女です。」

 その言葉の後に、今まで何があったのかをカザハラ所長に話します。
 
「なるほど、君は稼働して2年しかたっておらず、たまたま、出会った少女が壊れそうだったから、助けるために、悪霊みたいなのを払ったら一番の軍事大国の妃の霊でその事をその国の皇帝も知っていた。なし崩しで敵対する事になったという事か。」
「そうですね、概ね、そんな感じです。」
「奇特な人生歩んでるな、君は。」
「生まれは選べませんでしたが、その後は自分で選んだことの結果です。責任を取るしかないでしょう。」

 そう言って、泣いて謝っているアーニャの頭を撫でます。

「彼女はいつも我慢していたんだろう。君が必死になって守ろうとしていたから、でも、無理をする君を見ているのが、辛かったんだろう。そして、今度は君が自分の心に反してまで、行動し、自分たちを守ろうとするのが、彼女には耐えられなかったんだろう。体が成長しても経験までは補うことが出来ないからな。」
「私自身、焦っていたのでしょうか。私は守る事が出来れば、その人物に憎まれる事も嫌われる事も覚悟していました。前に言ったとうり、この世界に来たのは偶然です。PTを運用するには戦艦が要ります。ですが、そのデータが残っていなかった。1から作るには時間がかかりすぎる。ですが、いつ
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