第五章
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「若しも。またあの連中の様な輩が出てきたらと思うとな」
ポル=ポト派の恐ろしさをよく知ったからだ、それが心に留まってだというのだ。
「どうしてもな」
「僧侶には戻れなかったんですか」
「そうだ、とてもな」
「それでなんですか」
「縄を作って生きていたがな」
「ジャングルの中で身に着けたんですか」
「ジャングルの中では一人で生きていた」
まさにだ、孤独の中で生きていたというのだ。
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