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髑髏の山
第三章
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そうしようか」
「今からな」
「遅かったか」
 ここでだ、老人の声がした。見れば。
 老人は僧侶の服を着ていた、カンボジアの昔ながらの僧侶の服だ。そして多くの仏具をその手に持っていた。
 その彼を見てだ、ナム達は驚いて言った。
「えっ、ゴサさんまさか」
「お坊さんだったんですか」
「縄売りじゃなくて」
「僧侶だったんですか」
「詳しい話は後だ、とにかくだ」
 老人は深刻な顔で一同に言う。
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