第八話 Xasarda
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狩場荒らし兼デスデュエル専用の……」
そこまでザサーダが口にした後、男はニタつき、背中にあった、その武器を見せ付けるように手に持つと。
その己の名を、高らかに宣言した。
「おう、俺がグリュンヒル使いのUsuraことウスラ! 狩場荒らしとHPが0になるまで戦闘するデスデュエルを専門としてる。
同じグリュンヒル使いとして、スペルが逆のアルスには、是非会ってみたいもんだな」
そう口にするウスラの口元は、三日月型に歪んでいた。
まるで、面白い獲物を見つけたかのように。
そんなウスラを見て、天国の扉は薄く笑った後。
「ならば、私が近いうちに様子を見てくるとしよう。 暫くは泳がせておくが、このギルドのことが広まる前に処分しておかねばならない」
そう口にして、天国の扉はその場から風の音と共に消える。
残された四人の中。
ユイツーの専用モニターに映る、町で報酬を受け取るアルスと玖渚の姿があった。
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