さぁ、レイティングゲームを始めよう
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
いよいよ、決戦当日だ。
あの会長をバカにした種まき焼鳥野郎をボッコボコにしてやれる。
まぁ、ボッコボコにするのは無理かな。あいつも一応は上級悪魔だからな。実力はかなりあるはずだ。レイティングゲームでもそこそこの戦績はある。
まぁ、私は自分が出来る事をするだけだ。
待機場所である駒王学園オカルト研究部の部室で私達は戦いの始まるのを待っていた。
どうやら準備が出来たようだ。
今日の司会をすると言っていたグレィフィアさんの声が聞こえてきた。
「ただいまより、ゲームを開始します。今から戦闘用のフィールドに転移させますので、そのフィールドについてから30分の間は陣地を離れないでください。その間は作戦を練る時間とします」
そのグレィフィアさんの合図によりオカルト研究部にいたメンバーは全て転移させられていた。
「今回のフィールドは駒王学園のようね」
私達が転移した場所も駒王学園のオカルト研究部の部室だった。
正確にいうと、悪魔の再現技術により作られた異空間のフィールドに駒王学園が再現されている。
おそらく、リアスさんに対してのハンデのつもりなのだろう。
ライザーとリアスさんとでは経験の差がありすぎる。そこでリアスさんの毎日通っている学舎なら少しは地の利があると上層部の方々は考えたのだろう。
まぁ、ライザーもプロだからそこまで大したハンデにはならないだろう。
「みんな今から作戦を説明するわ」
リアスさんがオカルト研究部にある大きな机の上に学園の地図を広げて作戦の説
暇だ。一番最初に感じた感想だ。
私はリアスさんの命令で陣地で待機を命じられた。
くそ、私も前線で戦いたかった!
まぁ、一応は今のリーダーはリアスさんなので大人しく言うことを聞こう。
とりあえず、リアスさんの考えた作戦をおさらいしよう。
1.一誠君と小猫ちゃんが体育館で敵の戦力の動きを封じる。
2.体育館ごと朱乃さんが得意の雷で吹き飛ばす。
3.相手の他の眷属も罠などに引っかけて倒す。
4.眷属全員でライザーをリンチする
5.勝利
という流れだ。
何だか3から流れが雑になってきている気がする。
まぁ、そこは気にしないでおこう。リアスさんは怒らせたくないし。
ちなみに、今は3の所だ。
まったく、私も暴れたいのに戦えないなんて……………。
一誠君の洋服破壊(ドレスブレイク)も見てみたかった。
ウチのドラゴンは本格的に兵藤君と語り合いたいと言っていた。
「今から私達で奇襲を仕掛けるわ!一気にライザーを取るわ!」
リアスさんはそう言った。
いつものように上級悪魔らしく高貴な振る舞いだった。でも、少しだけだが焦りが見えた。
恐らく不安なのだろう。自分が負ける事を考えて。
何せ相手は不死身の不死鳥なのだから。
リアスさ
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ