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魔法少女リリカルなのは〜転生してうちは一族になりました〜
第四話「トラブルを百倍にしてパーティーの主役になろう」
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友としての関係もあり、仲がいいようす。
「カグヤは暫くの間仕事で海外に行ってますよ。戻ったら一番にここのケーキを食べに来るって言ってました」
天界に仕事で戻った等とは言えるはずもなく、海外に行ったということにした。別におかしくはないよな?
「そうだったの……じゃあ今はひとりで家に?」
「はい。まあひとりでも別に困ることはないので、どうってことないですね」
むしろ駄女神がいる方が困ったことばかりだった。
簡単に言うと奴は家事全般のスキルが壊滅的なのだ。
飯を作るとどんな料理も
暗黒物質
(
ダークマター
)
となり、掃除洗濯をすれば家中銃撃戦でもあったかのような有様にリフォームされ、とてもだが家事など任せられるはずなく、今では家事は俺がやっちゃいるが、赤ん坊だった頃は女神の部下が代わりやっていた。
あの天使……ノイローゼ治ったかなぁ?
「では俺はこれで」
「もう帰るのかい?」
「はい。書店で注文していた本が届いたそうなんで、取りにいかないといけないんで」
別に本などいつでも取りに行けるが、俺はこの場を離れたかった。高町一家の人間は俺に対して良くしてくれる。それはもう兄弟や我が子のように。だからこそ苦手なのだ。
「そうか、じゃあまただな」
「また来てね」
「ありがとうございます。恭也さんと美由希さんにもよろしくお願いします」
最後に会釈だけして店の玄関から外に出る。
玄関に向かう際翠屋JFCの元チームメイトと目が合ったが、直ぐに向かうは視線を外した。
……人付き合いって面倒だな。
「あっ、アオグ君」
玄関を出ると外のテーブルでアリサとなのはと談笑していたすずかが俺に気付いて話し掛けてきた。
「帰る奴のことなんて気にせず話してろよ」
「ちょっと何よその態度、ってアンタ帰るつもり?」
俺の言い方が気にくわなかったアリサが詰めよってきたが、帰るという単語に気付き聞いてくる。
「ああ。ヤボ用が合ってな」
「ヤボ用?」
「なによそのヤボ用って?」
なのはとアリサは俺が適当に言ったことが気になるようだ。
とりあえずまた適当に言い包めて、帰ることにしよう。
「なにって…そりゃナニだよ。男のロマンが詰まった夢の保健体育の教科書、エロ本を買いに行くんだよ」「「「えっ!?」」」
エロ本と聞いて顔を真っ赤にしてしまう3人。何故かテーブルの上のフェレットも動揺しているようで、そわそわしている。
……コイツまさか。
一瞬ある考えが浮かんだが、それはそれで後々が面白そうなので、あえて確かめようとはせず放置することにする。
「ダ、ダメだよアオグ君!ああ言うお本は大人になってからじゃないとダメだって、お姉ちゃんが言ってたよ!」
「そ、そうよ!な、な、な、何考えてるの
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