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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Myth5-Cアムルの守護騎士団〜Glauben OrdeN〜
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アギトを始めシグナムたち守護騎士ヴォルケンリッターに視線を移す。そして後にまた仲間が1人増える。たった7人。でもそれは少数精鋭部隊――かつてのアンスールのような、だ。
「ああ。我らが、オーディンの記憶障害が起きぬようにすればいい」
「そういうこったな。あたしらのこと忘れられても困るし」
「ええ。二度とこんな失敗を犯さないように、しっかりとしないと」
「うむ。主オーディンのためにも我らが強くあらねば」
「マイスター。もう無茶しちゃダメだよ? あたし達が頑張るから」
「ありがとう。だからみんな。私は大丈夫だ。心配してくれてありがとう」
というようなやり取りを経てようやく騒ぎが収り、この場は解散となった。まぁ完全に私たちに任せっきりというのも嫌だということで、シグナムとヴィータとザフィーラが街のみんなに戦い方を教え鍛えるという方向になった。
シグナムは剣の扱い方――というかシグナムの教えって確か、相手に近づいて斬る、だったよな・・・。いやしかし剣の腕は確か。見取り稽古というのもあるし、シグナムの剣を習得出来る者も居るかも。それにヴィータとザフィーラも居るし大丈夫だろう。
「オーディンさん。何か名前を付けてみたらどうですか?」
エリーゼが主語を抜かしてそんな事を言ってくるから「名前?」と訊き返す。ニコニコと笑顔を浮かべて私の隣にまで来たエリーゼは言う。
「はいっ。オーディンさんが眠っている間にシグナムさん達とお話ししたんですけど、オーディンさんとアギト、そしてシグナムさん達っていう風に線引きしちゃってるんです」
「我らは一応、オーディンの戦友である前に仕える者だからな」
「って、一点張りなんです。ですからこの機会に線引きを失くす――みなさんを一致団結させるために騎士団の名を付けてはどうかと」
「おおっ、ソレすごく良いじゃんっ♪ じゃあオーディンとゆかいな仲間たち、でどう?」
「しっかり線引きが残ってるじゃないのモニカ。たとえば・・・アムル騎士団、でどうですか?」
エリーゼの提案に、モニカもルファも盛り上がってしまった。ルファの案にアンナが「直球過ぎて面白みに欠けるわね〜」と微苦笑。君は出さないんだな、候補。それから出るわ出るわ可笑しい騎士団名候補。
「まぁ急いで決める必要もないよな」
「グラオベン・オルデン、が良いかも」
私がそう言ったところで、アギトが呟いた。エリーゼが「信念の騎士団、・・・グラオベン・オルデン・・・?」と訊き返す。アギトは「マイスターの信念が、あたし達の原動力だし」と答えた。
「守りたいものを守り、救いたいものを救う。その誓い――信念のために力を揮うオーディン。それに賛同している我ら・・・」
「いいじゃねぇか、アギト。信念
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