第六話 Central highway
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即興にしては中々の出来だろ?」
嘲笑うように言うVAVA。
ルイン「(ちょっとやばいかな…?)」
表情には出さずにルインは何とか離脱を考える。
VAVA「逃げようとしても無駄だ。スピードデビル!!」
次にVAVAは全身に薄く空気の層を纏う。
次の瞬間、VAVAが凄まじい速度で肉薄する。
繰り出される拳。
VAVA最強のロケットパンチ系の兵装・ゴールデンライト。
まともに受ければただではすまない。
間一髪でかわす。
ヘッドパーツの一部が粉砕される。
ルイン「…っ、全身に薄く空気の層を纏うことで空気抵抗を軽減して、移動速度を向上させたんだね?」
VAVA「ご名答。イーグリードのデータを参考にさせてもらった。こちらも即興だったが悪くない」
ルイン「…どんな天才だよ君は?」
VAVA「当然だ。俺はVAVA、シグマを倒し、最強のレプリロイドとなる者だ」
ルイン「そう、嫌いじゃないよ?君のそういうとこ…でも私ばかり見ていてもいいの?」
VAVA「!!?」
殺気に気づいたVAVAは横から放たれた紅い砲撃に気づき、飛び上がる。
ゼロ「VAVA!!」
VAVA「ゼロか!?」
ルイン「ゼロ…」
ゼロがバスターを構えながらルインとVAVAの間に入る。
バスターからフルチャージショットが放たれた。
ルインよりも強力で、それでいて正確に放たれる砲撃。
VAVA「そいつらのために随分と頑張るんだな。」
ゼロ「こいつらはシグマを倒すのにいなくてはならない奴らだ。ここで失うわけにはいかない」
VAVA「ふん…ここでお前達を潰すのも面白そうだが…」
VAVAはチラリとエックスを見遣る。
どうやらダメージから回復したようで、起き上がった。
流石に3対1は分が悪い。
VAVA「今は退かせてもらうぜ」
ルイン「逃がすと思う?」
ルインがバスターをチャージし、ゼロと共にVAVAへと向ける。
エックス達が得意とする合体砲撃。
クロスチャージショットを繰り出すつもりなのだろうが…。
旗艦兼空中要塞デスログマーがこちらに向かってきた。
VAVAは道路の外に飛び降り、デスログマーの翼に着地。
そのまま呆然とする一行の前でデスログマーと共に空の向こうへと去って行ってしまった。
ルイン「デスログマー…」
ゼロ「第7部隊…イーグリードが堕ちたか…」
この事実は敵が確実な制空権を手に入れたことに等しい。
エックス「ゼロ…VAVAは一体何を…?」
傷ついた身体を引きずりながらエックスはゼロに尋ねる。
ゼロ「分かっているのは…奴は俺達の敵だということだ…」
ゼロはデスログマーの去った空の向こうを睨みつけながら言っ
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