暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜朱の戦士〜
第六話 Central highway
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ヘリ型メカニロイドが現れたが、ZXバスターをセイバーモードに切り換えて強烈な回転斬りを喰らわせ、フルチャージショットを喰らわせるとあっさりと沈んだ。

ルイン「(おかしいな…敵の数が思っていたよりも少なすぎる…エックスが破壊した割には数が…)」

ルインは高速道路をひたすらに突き進んでいく。
メカニロイドをひたすらに破砕しながら突き進んだ。
時に撃ち抜き、時には切り捨てながら。
メカニロイドが道路を砕いているので進みづらいが特に問題はない。

ルイン「ん?これは…ロードアタッカーズの車?」

現在イレギュラーハンターの頭を悩ませているレプリロイド暴走族。
ボンネットには大型のビーム砲を装備しており、それで攻撃をしてくるために他のイレギュラーハンター達が頭を悩ませていたのを見たことがある。

ルイン「これをやったのはエックスじゃない…」

バスターによる攻撃ではない実弾による物だ。
レプリロイドのアーマーを粉々に出来る程の火力を持つレプリロイドは…。

ルイン「ああ……やっぱり君だったんだVAVA」

VAVA「ルインか」

目の前には倒れ伏しているエックス。

ルイン「やあVAVA。えっと…数日ぶりだね」

VAVA「ふん、相変わらずおかしな奴だ」

ルイン「シグマに出されたんでしょ?プライドの高い君ならシグマなんかに従うはずがないと思ってたんだけどね?」

VAVA「俺がシグマに従う?違うな、俺は自分にしか従わない。シグマの奴が興味深いことを言っていたからな。この甘ちゃんハンターがレプリロイドの可能性だとか言っていてな…本当かどうか試してみたらこのザマだ。」

倒れ伏しているエックスを蹴り上げ、ルインの近くに吹き飛ばす。
ルインはエックスを受け止めると、近くの残骸に寄り掛からせる。

VAVA「確かに実力は申し分ないかもしれないが、そいつは甘すぎる。破壊すればいいものを俺をあくまで捕えようとした大馬鹿野郎だ」

エックスとスタッガーの決闘を映像で見ていたVAVAはエックスの実力だけは多少は認めてはいた。
実力だけは。
バスターの威力も機動力も悪くない。
甘ささえなければ、戦闘型レプリロイドの上位に食い込むだろう。
しかし、ハンターにあるまじき甘さがそれを台なしにしていた。

VAVA「こんな甘ちゃんハンターをレプリロイドの可能性と言うシグマもとうとう電子頭脳がイカレたのかもしれんな。」

自分と同じように…。
嘲笑いながら言うVAVAにルインも冷笑を浮かべた。

ルイン「ねえVAVA…まだ暴れ足りないんじゃない…?私が遊び相手になってあげようか?」

VAVA「ククク…、暇潰しにはなりそうだ。少し遊んでやるとするか」

ルインの冷笑を見て、こいつにもこ
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