第六話 Central highway
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」
VAVA「まあ、今のところはな。いずれは奴もぶっ潰すがな……」
エックス「………」
VAVA「シグマは随分と面白いことを言ってたぜ。お前にはレプリロイドの可能性があるってな。もしそれが本当なら、その力を見せてもらうぞ!!」
エックス「可能性…何を訳の分からないことを!!VAVA、お前を拘束する!!」
VAVAがエックスに向けてバルカンを放つ。
危なげなくエックスはそれを回避してみせる。
VAVA「反応速度は中々だ。」
エックス「この……っ!!」
VAVA「バスターの威力も精度も申し分ない。だが、スタッガーとの決闘の時に見せた力はそんなもんじゃなかったはずだ。見せてみろ!!」
キャノン砲による砲弾がエックスに炸裂し、吹き飛ばす。
エックス「ぐっ…」
VAVAとエックスでは戦いの条件が違いすぎる。
ただエックスを破壊しようとするVAVAと拘束を目的としているエックスとでは攻撃にも差が出る。
VAVA「この程度か…ならがっかりだぜエックス!!」
全砲門を開き、全火力がエックスを襲った。
ハンターベースでの治療を受けていたルインはウィルスの除去に手間取り、エックスやゼロと大幅に遅れて復帰した。
現在は高層ビルの頂上から周囲を見渡し、状況を確認する。
ルイン「…………」
今のシティ・アーベルの空は灰色に覆われ、かつてのような雲1つない空が嘘のようである。
地上では至る所から黒煙があがり、炎が噴き出している。
建物が倒壊し、痛々しい姿を曝している。
ルインは胸の辺りに鈍い痛みを覚えた。
シグマの計画に気づけなかったがために起こった悲劇。
必ず…必ず止めなくては…。
ルイン「止めて見せる…この戦いを…ルイン…行きます!!」
高層ビルから飛び降りたルインの瞳には強い光が宿っていた。
フットパーツの緊急加速装置をフルに使い、落下速度を減速させながら着地する。
ルインが着地するのと同時に蜂のようなメカニロイドが押し寄せてくる。
チャージしたZXバスターから周囲に2つの赤い螺旋状のエネルギー弾を伴った砲撃が放たれた。
大した耐久性を持たないメカニロイド達は砲撃に飲まれて蒸発していく。
ルイン「イレギュラーを扇動して暴動によってハンターの戦力を分断してエックスを追い込む気なんだね…シグマ…あなたの好きにはさせない!!」
後にルインの目の前に蜂のような
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