暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0661話
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未知の技術には興味あるでしょ?」
「それは……でも、こんな簡単にブリタニアを裏切ったら……」
「あのねぇ。僕が今までブリタニアに所属していたのは、あくまでも研究をある程度自由にやらせて貰えたからなんだよ? でも、陽光とシャドウミラーに負けた今のブリタニアでは当然軍備に関してもある程度の制限が掛かるでしょ? それなら、勝者であるシャドウミラーに所属して思う存分好きな事に熱中した方がいいと思わない?」
「……そうですよね。ロイドさんはそういう人でした。分かった、分かりましたよ。私も一緒に行きます」
「あれ? いいの? 別にここで僕に無理に付き合う必要は無いんだけど」
「いーえ。ロイドさんを1人で好きなようにしたら、確実に騒動を引き起こすに決まっています。それが原因でブリタニアが巻き込まれるかもしれないと考えれば、誰かお目付役が必要でしょう」
「えー……お目付役とか」

 セシルの言葉に不満そうに口を尖らせるロイドだが、俺としては勿論問題無い。

「いや、シャドウミラーとしては歓迎する。元々エナジーウイングを開発した人物として引き込もうとは思っていたからな。シャドウミラーの機体にも色々と応用出来るだろう。それに……」

 視線をレモンの方へと向けると、そのレモンも口元に笑みを浮かべて頷いている。

「技術班の抑え役がエキドナだけだと力不足になってきたのよ。そういう意味でも貴方のような人の参加は歓迎するわ」
「え? え? 抑え役って……え?」

 自分が何を期待されているのか――それも、技術者として以外で――を理解したセシルが慌てたように周囲を見回すが、そこにあるのはマリューの笑みだったり、コーネリアの苦笑だったりする。

「うちの技術班は、ロイドと同程度に問題児なのが多いから、その辺の管理もよろしく頼むぞ。勿論お前1人だけでやれとは言わない。後で人造人間のエキドナって奴を紹介するから、協力して仲良くやってくれ」
「人造人間!?」

 俺の言葉に真っ先に反応するロイド。……KMFのような機体だけじゃなくて人造人間にも興味があるのか? まぁ、技術馬鹿のロイドらしいと言えばロイドらしいのだが。

「とにかく、最終確認だ。シャドウミラーに所属するかどうかを決めてくれ」
「はいはいはいはーい! 僕はシャドウミラーに所属しまーす!」

 ロイドが俺の言葉にそう宣言し、隣にいたセシルがどこか疲れたように頷く。

「何だか、ブリタニアにいた時よりも余程疲れそうですが……それでもロイドさんを1人で野放しには出来ませんからね。私も参加させて貰います。……その、エキドナさんという方に迷惑を掛ける訳にもいきませんし」
「そうか。ならこちらとしてももう1つシャドウミラーに所属する上でのメリットを教えておこう。ただし、このメリットは
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