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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos28夜天に願いを・祝福の風を継ぐ者へ〜From Me to You〜
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「「ん?」」」」
「紹介料?」
「技術者への依頼料じゃなくて・・・?」
シャルちゃんの口から聴き間違いであってほしい単語で出て来た気がする。シャルちゃんはピョンっと小さくジャンプしてルシル君の側に寄った。そんで「ルシルを一週間レンタルさせてくれたら紹介してあげるよ♪」ルシル君の右腕に抱きついた。わたしとリインフォースは顔を見合わせてから「はぁぁぁ・・・」溜息を吐く。
「主はやて。仕様がありません」
「そうやな。別の人に頼もか。ルシル君、行こ」
リインフォースが持ってる取り皿をわたしが受け取ると、リインフォースが「シャルロッテ。今の話は無かったことにしてもらう。ゆえにルシルを離してもらおう」って言うて髪型が三つ編みになったルシル君とシャルちゃんを引き放した。
「うえっ!?」
「シャル、あんたの今のは冗談だとしても・・・」
「最低発言だよ、シャル」
断られるとは思ってへんかったらしいシャルちゃんが驚きを見せてると、さらに追い打ちを掛けるようにアリサちゃんとフェイトちゃんから非難の声が。そんな2人に同意するようにすずかちゃん達も頷いてる。この瞬間、「調子に乗ってごめんなさーーい!」シャルちゃんの心がへし折れてしもうた。
「――じゃあ、僕が紹介してあげようか?」
本気で泣いてしもうてるシャルちゃんをどうあやそうかとあたふたしてる時に聞こえてきた声。声の出所へと振り向くと、ルシル君とザフィーラみたく礼服姿の「ユーノ君!」が居った。その隣にはノエルさんが居って、「恭也様とユーノ・スクライア様がご到着しました」って知らせた。
恭也さんは一度こちらに向かって笑顔で会釈してくれた後、恋人やってゆう忍さんの元へ。そんでユーノ君は「ごめん、遅くなった」ノエルさんから取り皿を受け取ったユーノ君がわたしらの元へやって来た。
「ユーノ君。その、大丈夫だった? お仕事のこと」
「あ、うん。セレネとエオスがちょっとごねてたけどね」
ユーノ君はミッドチルダにある学校で非常勤講師をしてるらしくて、そやけど管理局に本格的に務めるために辞めることをお願いしに行ったんや。もしかしたらこのパーティに出られへんかもってアースラで言うてたけど、よかった、間に合って。
「はやて、リインフォース。僕が臨時で務めてた学校って聖王教会系列のミッションスクールなんだ。そこで、シャル、君と懇意にしているシスターと知り合いになったんだけど?」
ユーノ君がそこまで言うたらシャルちゃんがピタッて泣き止んで、「ど、どちら様かなぁ〜、そのシスターさん?」冷や汗をダラダラ流し始めた。どうやらシャルちゃんにも苦手な人がおるみたいやな。
「シスターシャッハ――」
「なんだ、シャッハか・・・。ホッ」
「それと、シス
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