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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第402話】
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い観客席で援護なんざしたら下手するとかえって邪魔になる可能性もあるからな」
「う……そうですね……」
更に萎縮し、心なしか小さく見える楯無に、陽人は更に声をかける。
「お嬢ちゃん、もう気にしなさんな。 ……それよりもだお嬢ちゃん。 まだ逃げ遅れた迷子の子とかいないか調べてくれるか? 俺は……息子達がもし危機に陥ったら直ぐに助けないといけない」
言ってからアリーナを見る陽人、其所には空中戦を繰り広げるセシリアの姿があった。
「え、えぇ。 ですけど……私も援護した方が――」
「無論迷子が居なければな? 数が多ければ多いほど優位にたてる。 卑怯だなんて言うやつもいるかもしれないが、これはスポーツじゃないからな……下手すると誰かが死ぬ可能性だってある」
陽人の言葉に何処か冷たさを感じた楯無――だが、言ってる意味はわかっているので――。
「……わかりました。 じゃあおじさん、皆の事……生徒会長としてよろしくお願いします」
「おう! 安心しな、あそこにはヒルトのお嫁さん候補が無数に居るんだ! 誰一人死なせねぇさ、ワハハハハッ」
最初の印象の気さくな感じの声に戻る陽人に、心なしか安堵してその場を走ってアリーナ内部へと消えていく楯無。
残された陽人は一人ごちる。
「……さて、俺が出るのは上空の奴が介入してからだな……」
赤いツインアイが上空の機体を捉える――僅かに微笑が溢れた有坂陽人は、今のうちに簡単な調整に移った。
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