暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
オリジナル〜StrikerS 日常編
64話:勉強会 後おいしいお昼
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「八人分って、手伝わなくて大丈夫?」
「焼きそばか〜、そう言えば最近食べてなかったわね」
「結構おっきい鉄板だね」
「………(涙)」

一人だけ何故か泣いてる奴がいるが、放っておこう。どうせ碌な理由でもないだろ。

「龍也、次は皿を八人分持ってきてくれないか?」
「…いいように使いやがって」
「俺は手が離せないんだ。頼んだぜ」
「………」

まぁ文句は言っても、結局はやってくれるのが龍也だ。面倒くさがりではあるが、根はいい奴だな。

…よし、じゃあこっちも水入れて、後は蓋をして蒸す!

「しばらく待っててな〜、お茶でも持ってくるから」
「あ、それぐらいならやるわよ」
「任せてね」

そう言って立ち上がったのは、アリサとすずかだ。言うが早いか、台所の方へ向かっていった。

「大丈夫かあいつら。一応麦茶は作ってあるからいいけど…」
「なら大丈夫だよ。二人共ここに来るの初めてじゃないし」

そんなことを言ってる間に、アリサとすずかは龍也と一緒に戻ってきた。
龍也は八枚の皿を両手で持ち、すずかは俺が淹れた麦茶を、アリサは八人分のコップを持ってきていた。

「流石、仕事が速い」

…うむ、焼きそばの方もそろそろだな。蓋を開けて、麺や野菜をかき混ぜる。
それに合わせるかのように、なのはとフェイト、はやてがテーブルに置いていた粉末入りの袋を開けて、粉末を万遍なく振りかける。

「おいおい、待ってりゃいいのに」
「いいじゃん、これぐらい」
「見ててお腹減ってきたから、早く作って食べたいな〜っと思うて」
「はやて、欲望ダダ漏れだよ」

そんな連係プレイもあって、焼きそばも無事完成。八つの皿に分けて、青のりや紅しょうがをお好みで乗せて…出来上がり。

「それじゃあ―――」

「「「「「「「いただきます」」」」」」」

(カオルだけ除いて)全員同時に手を合わせる。それぞれが箸を取り、焼きそばを頬張る。

「ん、おいしい」
「なんや、市販の焼きそばとは思えん旨さや…!」
「普通に売られている物なのに、なんでだろう?」

それぞれが一様に旨いと評し、疑問の目を向けてくる。まぁ龍也やカオルは除かれるが。
ではここで、カッコいい一言を―――

「愛情、かな」
「「「「「ぶぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!」」」」」

うわっ、危ねぇ!顔にかかるかと思った。

「な、なななな…!」
「あんた、何涼しい顔してそんな事言ってんのよ!?」
「あ、愛情って…」
「にゃははは…」
「〜〜〜〜っ!」

なんか五人が顔を真っ赤にしながら狼狽えている。あまり見られない光景だな。

「そんなに慌てるな、半分は冗談だ」
「半分は本気だった!?」

なのはの鋭いツッコミを受けたが、それ
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