暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
オリジナルストーリー 目覚める破壊者
オリジナル〜StrikerS 日常編
64話:勉強会 後おいしいお昼
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年月は過ぎていき、遂に俺達も中学生になった。
俺も含めた八人は誰も外部へ出ることはなく、エスカレーター式に聖祥大付属中学校へ上がった。

しかし聖祥は海鳴市内でも、指折りの私立学校だ。当然外部からの受験生もやってきて、クラスの総数は増える。
そうなれば当然、仲のいい親友とて同じクラスになることは少なくなってしまう。

そして俺のいる一年D組のクラスには、アリサとはやてが一緒だ。
因みに一つ隣のC組には龍也となのは。またE組にはフェイトとすずか、カオルが一緒のクラスになっている。
皆がそれぞれ、うまい具合にばらけてくれたみたいだ。まぁなのははちょっと居心地悪そうだったが……


ときに皆さん、小学校から中学校に上がった時変わった事と言われたら、何と答えるだろうか。
ある人は部活、またある人は委員会、また別の人になれば生徒会だとも答える人がいるだろう。

そしてまたある人は―――『テスト』と答える人もいるだろう。
小学校の頃のテストとは違う様式で作られる『テスト』。慣れない頃は大変だったのではないのではないだろうか。

中学に上がって内容が難しくなった事も、大変だった理由の一つだろうが、一番厄介だったのはテスト範囲だったのではないだろうか。
小学校の頃は単元ごとにフルカラーのテストをしていたが、中学では規定の期日までにやった授業内容を範囲とする為、回数は少なくなるが範囲が広くなってしまうのだ。

他にも科目数が増える、元々苦手分野だった等々、皆さん色々な苦労があったと思います。


ここでこんな長ったらしい話を、何故したのか。わかる人には、もうお分かりかと思う。

「士、ホショウってどんな字だったっけ?」
「ん〜?守るホショウなら故障の『障』で、請け負う方なら…証の『証』だ」
「言われてもわかんないよ」

フェイトはそう言って、俺の目の前に紙とペンを差し出してくる。

「…わかったよ……守るのは『保障(これ)』で…請け負うのが『保証(これ)』だ」
「わかった、ありがとう」
「おう…」

お礼を言われ、俺は俺の作業に戻る。

今日は日曜日。翌日から行われる試験の為、なのはの家で勉強会を開いているのだ。

教えるのは俺と龍也。必死になって紙に向かい合ってるのは、なのはとフェイト、はやてとカオルの四人だ。
因みにアリサとすずかは現在「お稽古」に行っていて、後から来るそうだ。午前中から「お稽古」だなんて、大変だね(棒)。

「四人から質問されて、大変そうだな」
「そう思うんだったらお前もやったらどうだ」
「俺は面倒なのは嫌いだ」
「はいはい…」

龍也の返答に呆れながら、視線を目の前の画面に向ける。そこにはゲームの映像があり、複数のキャラが映っていた。

「じ
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