暁 〜小説投稿サイト〜
リメイク版FF3・短編集
赤魔と白魔と
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ゃん」

「何事も……、経験だろう」

「へーそーですか〜、強がっちゃって……。あきた!! おれやめるわ、赤魔。ジョブチェーンジ、白魔っ!」

「「 は……?? 」」

 僕とイングズは、唐突なルーネスに呆気に取られた。

「やっぱ赤魔に向いてんの、イングズだと思うんだ。おれじゃ何でもそつなくこなせねー! 今度はおれが回復役なるよ」

「 な……、今更──── 」

「ほら、早く赤魔なれって! んで石化してるレフィア3人で担いで、カナーンの町戻って体勢を立て直そうぜ!」

 うわ、ルーネスがまともな事云ってる。レフィアが云うようにいつもはバカっぽいけど、たまにはしっかり────

「それより今は3人でシーフになった方が、[とんずら]を使えて早く戻れる筈だ。……私が赤魔かお前が白魔かは、町に戻ってからでいいだろう」

「 へ? そうか??」

 やっぱり、イングズの方がしっかりしてるよね。

石化してるレフィアを担いでモンスターからは[とんずら]しつつカナーンの町に何とか戻って、レフィアの石化を[金の針]で解いた上でイングズは赤魔に、そしてルーネスは白魔に改めてジョブチェンジ────

かと思ったら、僕を白魔にしてルーネスは戦士になった。

………やっぱり、剣で戦いたいんだって。

はぁ、これからも気まぐれは続くんだろうなぁ。




END
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ