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美しき異形達
第十二話 光の符号その十一
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あがくことだ」
 最後にこう言ってだ、そのうえでだった。
 怪人は消えた、灰となって。薊はその消え去っていく怪人を無言で見送った。そうしてその横ではだった。
 向日葵はだ、その弓矢を。
 次から次に放ちだした、それは光の矢だった。
 光の矢は一つや二つだけではなかった、幾つも繰り出す。そうして。
 その矢は速くしかも威力があった、それでだった。
 怪人を撃つ、それを受けて。
 怪人はダメージを受けていく、それを見て。
 菖蒲がだ、確かな声で言った。
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