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エピソード4 〜とある日常の一幕〜リスベット編〜
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とそこが危険が相当高いからな。一番弱いのでも70層のモンスター並の強さだったし、あと中ボスが何体も居て、それとエンカウントすると逃げられなくなるかな。もっとみんなのレベルが上がるまで黙っておこう決めていたんだ。」

「へ〜、面白そうだね。準備したら早速行こうよ!」早くもノリノリなユウカ

「レアインゴット手に入れて、商売繁盛だ〜!」不況を脱せると嬉しがるリズ

女性陣は全く元気なことで

「はぁ、ユウカはいいとして、リズの安全はどーするんだよ。」

「あんたが守ってよ。女性を守るのは代々男の役目よ。」こいつ、悪女かよ…

「じゃあ、行きますか。」

「「おぉ!!」」






時間が進んで、現在、三人は40層にある洞窟『メタリカ洞窟』に来ていた。ここは発見された当時はインゴット目当てで多くの人が訪れたが今では、廃坑も同然。
そして、こんなところに連れて来られて、本当にインゴットはあるのかは早くもイライラをつのらせている。

「ちょっと!リョウト!あんた、こんな廃坑で本当にレアインゴットが取れるんでしょうね?」

「うーんと、この辺だな…」
土壁をコンコンと叩いて感触を確かめる

「ちょっと!聞いてんの!壁なんか調べてどーすんのよ!」
うるさいから、黙ってろ。あ、ここだ!

「せーーの!うりゃあ!」

壁に強烈な一撃を叩きこむと……

破壊不能オブジェクトであるはずの壁がドッカーンと音をたてて崩れ、奥へと続く道が現れる。

『メタリカ秘洞』

と表示される。

「「な、な、な、なんじゃそりゃぁぁぁぁあ!?」」

まさかの隠しステージに驚きを隠せなかった二人

「さぁて、こっからが本番だぞ!」
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