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エピソード4 〜とある日常の一幕〜リスベット編〜
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そして、段々と顔が青ざめていく。
「も、もしかして…リョウト!?」
「だ・れ・が!女の子だ!」
リズベットの問いに対して投剣という形で返される。つまり、Yes。
そして、それは頬を掠めて、壁に突き刺さる。
「う、うそ……どう見ても、ただの美少女…ひっ!」
三本目が投げられ、今度は首を掠める。
「そんなに死にたいのか。それとも、店を文字通り潰されたいかどっちか選べ。」
そして、また投剣。
リョウトの怒りが納まるまでにたっぷり1時間。その間、リズベットはナイフを必死になってよけ続けた。
「ふぅ、スッキリした。」満足の笑みを浮かべるリョウトに対し、リズベットは疲労困憊。
「はぁはぁ、た、助かった……」
「ところで、リョウト、今日はどうしたのよ。あと、後ろの子は誰。」
そう言って、今だに笑っているユウカを指差す。
「今日は新しい投剣の追加注文とあとこいつがスミスを紹介して欲しいって言ってきたから連れてきた。」
「ぷはー、笑った笑った。よろしく、ユウカです。あ、あと敬語はいいんで、ナチュラルに接してくださいな。」友達の友達は友達ってね。と笑顔で付け足す。
「はぁ、よろしく、リズベットよ。リズでいいわ。」
「ふーん、よろしく、リズ。」
そして、久々の仕事と張り切って、仕事の依頼内容を聞き出す。
「で、今日はどうしたの。」
「この鎌の強化合成をお願い。」
「へー、強化合成ですか……ちょっと拝見します。」
「え!重っ!しかも、何このステータス。魔剣クラスの武器のようね…」
大鎌を受け取り、鑑定をかけると驚きの声をあげるリズ。
「強化合成となると、コレを強化できるほどのインゴットがないのよね。」
強化合成は元の武器をベースにして、インゴットと合成させる方法で、インゴットから武器を作るよりも強いものができる。ただし、それを行うにも条件がある。一つ目は、それなりのレアリティを持つ武器でなければならないこと。そして、二つ目は、その武器よりも上質なインゴットを使わなければならないこと。
一見、むちゃくちゃな条件だが、条件さえ満たせれば相当強い物が出来る。
「インゴット…インゴットね〜〜。あるぞ、相当なレアものが手に入るところ。」
さらっと結構重要なことを言ってのけるリョウト。
「はぁ!?なんで早く教えないのよ!」
「聞かれてないからな。で、行くのか、行かないのか。」
「行くわ!けど、レアなインゴットが入手できるなんて情報なんて聞いてないわよ。」
「そりゃあ、俺しか発見してないからな。」
ドヤ顏で言う
「そ・れ・を!なんでもっと早く教えてくれないのよ!」
「聞かれなかったのもあるし、あ
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