ターン8 ノース校と選ばれし戦士(前)
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「………ふ、なるほどな。暗黒ステゴは攻撃対象になったとき、守備表示にできる。守備力には影響を与えない、ブラック・ガーデンの効果のわずかな隙をついたか。さらに俺の場をトークンで埋め尽くすことで、レベル7のスピノスを出すにはどれか2体をリリースせざるをえない、か。ふ、悪くない手だ。感心するよ。場のスピノストークン2体をリリースし、モンスターをアドバンスセット。これでターンエンドだ」
ブラック・ガーデンの効果は召喚または特殊召喚時にのみ発動される………つまり、アドバンスセットからの反転召喚ならば影響は受けずに済む。ただ、問題はあのモンスターがなんなのかだ。そのままスピノスを出したのか、それとも他の最上級モンスターなのか。どちらも、可能性としては十分あり得る。
剣山 LP1600 手札:1
モンスター:暗黒ステゴ(攻)
魔法・罠:なし
場:ジュラシックワールド
和田 LP1900 手札:1
モンスター:ローズ・トークン(攻)
ローズ・トークン(攻)
???(セット)
魔法・罠:大進化薬(1)
洗脳解除
暴走闘君
場:ブラック・ガーデン
「俺のターン!よし、このカードなら!俺も、お前の場の大進化薬の効果を使用させてもらうドン。レベル5以上の恐竜族をリリースなしで召喚………俺が呼び出すのは、竜脚獣ブラキオン!」
剣山の行動を制限しつづけたブラック・ガーデンなどまとめて踏みつぶしてやる、と言わんばかりのサイズを誇る恐竜ブラキオサウルスをモチーフにしたモンスター、ブラキオン。その圧倒的なデカさはデュエルフィールドからはみ出そうになるほどで、そんなモンスターの養分を吸ったローズ・トークンもまたそれなりの大きさのものが育ってしまった。ま、攻撃力は変わんないけどね。
竜脚獣ブラキオン 攻1600→1900→950
ローズ・トークン 攻800→1800
「ブラキオンは、攻撃力ではそのロース・トークンに勝てないドン。ま、ダメもとで一応アンタの伏せモンスターに攻撃してみるザウルス」
「ふ、馬鹿め。迎え撃ってやれ、ジュラック・スピノス!」
竜脚獣ブラキオン 攻950→??? 守1700→2000
剣山 LP1600→650
「そ、そりゃそうなるでしょ剣山!」
なにせ、モンスター2体を使ってアドバンスセットされたモンスターなんだ。攻撃力たかだか950のブラキオンの一撃で破壊できるわけがない。むしろ、今の反射ダメージで負けなかったことを感謝すべきだと思う。
「まだ大丈夫ザウルス、清明さん。それはそうと、やっぱりそのモンスターはジュラック・スピノスだったかドン。十分想定内、メイン2にブラキオンの効果発動!このカードは1ターンに1度、裏側守
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