ターン8 ノース校と選ばれし戦士(前)
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クワールドを発ドン!このカードがある限り、恐竜族モンスターの攻守は300ポイントアップするザウルス。これでターンエンドだドン」
暗黒ステゴ 攻1200→1500
「ねーねー鎧田、あれ誰?」
「ああ、あいつか?あいつはノース校期待の新人の和田ってやつでな、去年で卒業した飯田先輩に代わって新しくサンダー四天王の一角を務めてもらってるんだ。つーか、お前らだってなんなんだよあのメンバー。去年と同じ奴がお前とあの女の2人しかいないじゃねーか」
「うっ」
そこを言われるとこっちも弱い。でも去年のメンバーなんていまだ行方不明の十代やら光の結社に入った明日香やらで呼び出そうにも呼び出せないような連中ばっかりだからこれは仕方ない。
「ノース校のために!ドロー。お前も恐竜族使いのようだが、この和田の恐竜族は他とは一味違うぞ?まずはジュラック・ヴェローを召喚。ジュラシックワールド、効果的用!」
ジュラシックワールドに生い茂った大量の草をかき分け、体の一部が炎に包まれた不思議な恐竜が和田の場に召喚される。
ジュラック・ヴェロー 攻1700→2000
こういってはなんだが、恐竜族というのはあまりメジャーな種族ではない。どれくらいメジャーではないかというと、僕も愛用する海竜族ぐらいメジャーではない。なので、ジュラシックワールドの効果を相手も受けるというのはこれだけでかなり珍しいことだ。これには、剣山もいささか驚いたようだ。
「おお、お前も恐竜さん使いなのかドン!恐竜さん使いに悪い人はいない、これはいいデュエルができそうな気がするザウルス」
「ふ、そうか。ヴェロー、暗黒ステゴに攻撃だ!」
爪を振り上げ、肉食恐竜が力強く大地を踏みしめて足元の草を食むステゴサウルスに突撃していく。だがその攻撃が届く前に敵の存在に気付いたステゴが力強く尾を一振りし、ヴェローを返り討ちにした。
「何っ!?」
「ふふふ、罠にかかったドン!暗黒ステゴは攻撃対象になったとき、守備表示に変更することができるザウルス!」
ジュラック・ヴェロー 攻2000→暗黒ステゴ 守2000→2300
和田 LP4000→3700
「やるな。カードをセットして、ターンエンドだ」
剣山 LP4000 手札:3
モンスター:暗黒ステゴ(守)
魔法・罠:なし
場:ジュラシックワールド
和田 LP3700 手札:4
モンスター:ジュラック・ヴェロー(攻)
魔法・罠:1(伏せ)
「俺のターン、ドロー!ここは一気に攻め込むドン、エレメント・ザウルス召喚!このカードは自分か相手の場に炎属性モンスターが存在するとき、攻撃力を500ポイントアップするドン。さらに、暗黒ステゴも攻撃表示に変更」
エレメント・ザウルス 攻
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