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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第67話 出やがったな!
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物は仕方無いな…ありがたく使わせてもらうよ!魔剣創造(ソード・バース)ッ!!」
無数の魔剣が足を封じられたフリードに一気に襲い掛かる。
フリードも聖剣の速度アップによる斬撃で対処するが、その表情は焦りに満ちていた。
……このまま行けば押し切れるか!
「フッ、魔剣創造(ソード・バース)か…」
突然、第三者の声が聞こえた。
「誰だ!」
周りを見渡していると、廃屋から一人の初老の男が現れた。
「……使い手の技量次第では無敵の力を発揮する神器(セイクリッド・ギア)……フリード、まだ聖剣の使い方が十分では無い様だな?…」
「おおぉ!バルパーの爺さん!」
『ッ!?』
「それじゃあ、コイツが!?」
「……ゼノヴィア達が言っていた…」
「……聖剣計画の首謀者…」
……まさか本当にフリードと行動を共にしているとはな…。
「バルパー・ガリレイィィッ!!!!」
木場が憎悪に満ちた声で老人の名を呼ぶ。
「いかにも」
当のバルパーはどこ吹く風っと言った感じだった。
「そうは言うがねぇ、爺さん!このクソ蜥蜴のベロベロが邪魔で邪魔でぇ!」
「身体に流れる因子を刀身に込めろ」
「流れる因子を刀身にねぇ…」
「ッ!?」
言われた事を実行したのか、聖剣の波動が強くなりやがった!
「気を付けろ!ヤバイぞ!」
悪魔であるイッセーには特にヤバく感じたのだろう。
「おお!オッホォォォォッ!!!!」
ズバッ!
「うわッ!?」
さっきまでびくともしていなかったラインがあっさり斬られ、抵抗力を失ったせいで匙は後ろに倒れてしまう。
「な〜る♪聖なる因子を有効活用すれば、さらにパワーアップ…てか…それじゃあ…」
フリードの視線が木場を捉える。
(マズイ!)
今の奴の力はさっきとは比べ物にならない!
「俺様の!剣の餌食になって貰いやスかぁぁぁッ!!!!」
フリードが木場に跳び掛かる。
「はぁッ!!死ねぇぇぇぇッ!!!!」
ガキィィィィン!
「ありぃぃぃ?」
誰かが木場とフリードの間に割って入り、フリードの剣を止めた。
「ゼノヴィア!」
割って入ったのはゼノヴィアであった。
「ヤッホー!」
そして、俺達の後方からイリナを先頭に残りの教会のメンバーが現れた。
「ハーイ!連絡貰ったから駆けつけたわよ!」
「……そう言う手筈でしたから」
どうやら塔城が戦闘の合間にイリナに連絡していた様だ。
「叛逆の徒、フリード・セルゼン、バルパー・ガリレイ!神の名の下、断罪してくれる!」
「ハッ、俺達の前でその憎たらしい名前を出すんじゃねえ!このビッチがぁ!」
「だぁぁぁぁッ!!!!」
「ッ!?」
ゼノヴィアと鍔迫り合いになっているフリードに木場がすかさず斬り掛かる。
「うっほほ〜!」
が、フリードは跳んで避け、バルパーの隣に着地
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